4月9日(日)
◇あしおとツアー(ハツカダイコンの世話)
 入塾式の時に播いたハツカダイコンの芽が(前回ステージの観察で)何かに食べられていたことから、今回は虫対策を行ないました。作物の様子を見るために畑に足を運び必要な世話をする(=作物に足音を聞かせる)ことが、作物の健康な生長にとって大切なことなのです。
ハツカダイコンの芽を食べていたのは「キズジノミハムシ」という小さな虫でした。そこで、みんなで芽の無くなってしまった所には種を播き直し、生き残っている芽には虫の嫌がる木酢液を薄めたものをかけて、仕上げに虫除けのネットをトンネル状に張って覆いました。
◇おやつ
この日のおやつは手作りの大学じゃが芋。美味しかった〜!
◇共同農園作業(ダイコンの種まき)
おやつをはさんで今度はダイコンの種まきに挑戦しました。まだ慣れない手つきですが、全員で鍬(くわ)を使って畝(うね)を立てました。
出来上がった畝に種をまきます。「ダイコンの種ってこんなに小さいの〜!?」という声も聞こえてきました。
そして、こちらもキスジノミハムシ対策に、虫除けネットをトンネル状に張りました。
◇帰りの掃除〜解散
 帰宅準備の時間。塾生達は荷物をまとめ、部屋を来た時よりも美しく清掃します。
塾頭の厳しいチェックを通過できたら解散です。また2週間後に待ってるよ!

編集後記:
 今ステージのメイン農作業であった「ゴボウの穴掘り」では、塾生達は本当に良く頑張ってくれました。その忍耐強さには関心させられました。この努力はきっと実り、秋には長くてまっすぐなゴボウが収穫できることでしょう。でもね、、、ゴボウの収穫も同じくらい深い穴を掘るんだよ、楽しみですね。
 ステージテーマですが、みんなスタッフや消防士さんの話を良く聴き、安全と危険を良く理解してくれたようです。擦り傷切り傷くらいの怪我で済めば、かえって危険を学ぶことが出来たと喜ぶべきかもしれません。しかし取り返しの付かない大きな事故も、そんな日常の何気ないところに潜んでいます。この第2ステージで学んだことを忘れずに、これから8ヶ月間みんなが怪我1つせず、元気に自然塾に通って来てくれ、塾生活を安全に送れることを祈っています。
                                                              H.T.
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