4月2日(日)
◇チーム農園作付計画の検討
この日は2回目の鍬(くわ)を使った農作業として、ダイコンの種を播く予定でした。しかし、外は雨が降ったり止んだりの悪天候。そこで、予定していた作業を次ステージに延期して、詳細検討の遅れているチーム農園の作付計画の時間としました。
チーム農園は、自分達が育ててみたい作物を自分達の手で調べて、育てる農園です。そして、育てたい作物を世話する時期・植えつけ方・必要な面積など、しっかりと調べなければ作物は思うようには育ちません。計画が大事なのです。
おやつをはさんで引き続きチーム農園の作付け計画の続きをしました。前半は食堂で作業しましたが、後半は塾生室で各チーム毎に検討しました。このチームはわざわざロフトにテーブルを広げて話し合いを進めていますね。
  チームで頭をつき合わせて、相談しています。何をどう育てるのか、本を頼りにみんなで調べてまとめていきます。次ステージでは、チーム毎に関係者全員の前で発表し、質問や忠告を受けるのです。
◇塾頭の話
今ステージ最後の昼食の後、木全塾頭から今ステージのまとめの話があり、塾活動で皆が学んであろう事を振り返りました。前日のハードな作業でみんな疲れ気味でしたが、次のステージでは元気な顔を見せてくださいね!

編集後記:
 今回の塾活動に際して塾生たちは、何事にも話をしっかり聴き、一度説明したことを行動に移すことができていたような気がします。また、掃除や農作業などの仕事にも積極的に取り組む姿も印象的でした。しかし、それとは逆に、徐々に「慣れ」から来る気の緩みが、小さな怪我や備品の破損などの形をとって、見られはじめました。そんな意味でも、この時期に危険予知の訓練を行なえて良かったと思います。
 今回のステージテーマにある「安全(危険)を知る」ことと、共同生活の目標の「人の話を聴く」とは、どちらも同じことを示していると考えられます。「大人たちが口を酸っぱくして言うことの裏には、事故や怪我から身を守ったりと大切な意味があるのだよ」ということを理解して欲しかったのですが、どうだったのでしょう。
 これからの活動の中で塾生たちは様々なことを体験していくと思いますが、「やる時には、やる」人間に育っていって欲しいものです。そのためにも是非、集中すべき時とふざけても良い時とが判断できる人間になってください。もちろん、「遊ぶ時には、思いっきり遊ぶ」ことも忘れずに!!
                                                              H.T.
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