3月26日(日)
◇起床
日曜日の朝も6:30起床です。日曜日は使ったシーツもはずして、これも綺麗に畳んで返却します。2人組みでやるとと早く終わりますね。
◇共同農園作業〜ハツカダイコンの観察
入塾式の時に播いたハツカダイコンがどうなっているか、観察に出かけました。作物の様子を見に畑に足を運ぶことも、作物をを世話してあげることの第一歩。とても大切なことですね。
ハツカダイコンは発芽した後に何かに食べられて、無くなりかけていました。原因は「キズジノミハムシ」というノミのような小さな虫でした。みんなでその虫や、生き残っているハツカダイコンの芽を観察して、塾生手帳に気付いたことを書き留めました。
発芽しかかっている種が、土から放り出されているのを見つけた塾生もいました。種を播いて、うまく発芽させるのもひと苦労ですね。
畑から帰る途中に、この下の水路に「アカガエル」が卵を生んでいるので、覗かせてもらいました。自然塾の周辺は動物や虫、植物も多様で面白いですよ。
紙の原料となる「ミツマタ」という木が、可愛い黄色い花を咲かせていました。春らしい、甘い香りがしました。
◇土間の作付け表
土間に張ってある大きな表、これは共同農園でみんなが8ヶ月間に育てる野菜の計画表です。共同農園はスタッフと塾生みんなで作っていく畑です。この表を見ながら、みんなで何度も畑に足を運んで世話をし、たくさんの野菜を育てていきましょう。
塾生が世話したときには野菜のシール、スタッフが世話した時にはてんとう虫シールを貼ります。卒塾する頃にはこの表がシールだらけになっているはずですね。
◇チーム農園計画〜昨日の続き
チーム農園の計画の続きを行いました。どのチームも作物が出揃い、畑にどのように配置して植えようか、、、という計画も立て始めました。分からないことは、来ステージまでにを調べて来て、チームメイトに教えてあげよう。
◇帰宅準備、掃除
帰宅の準備を整え、塾生室をきれいに掃除して、塾頭の許可をもらったチームからバスに乗り込みました。初めてのことだらけで、塾生たちは少し疲れた様子です。電車で降りる駅を乗り過ごさないようにね。

 編集後記:
 ステージテーマ「友達と自然塾に慣れよう」、共同生活の目標「あいさつをしよう」ということで進めた第1ステージでしたが、終わってみるとどの塾生も少しずつ自分を出せるようになり、楽しい雰囲気で終えられたことを嬉しく思います。

 初めて会う人たちの中で、寝泊りする生活を一緒にしたり、自分を出して楽しむことは大人でも大変なことです。そんなときに、「○○ちゃんおはよう!」と声をかけ合って一日をスタートさせるだけで、その日一日みんなが楽しい気持ちになりませんか?釜飯炊き当番が他のチームメイトの塾生でも、「今日のご飯美味しかったよ!ごちそうさま。」と声をかけるだけで、なんだか距離がぐっと縮まって、友達になれたような気がしませんか?
 これからまだまだ長い8ヶ月間ですが、みんなで声を掛け合って、楽しく充実した自然塾と美味しい野菜を、みんなの力で作っていきたいと思います。
                                                              M.K.
 ご意見、ご感想等ございましたらこちらまでおよせください。→
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