女子第１ステージ

　ステージテーマ：「友達と自然塾になれよう」
　共同生活の目標：「あいさつをしよう」

　今年もいろいろな地域から、元気な第５期生女子２８人が集まりました。これから８ヶ月に渡り、一緒に畑仕事や共同生活をする仲間です。今ステージは,早く自然塾に慣れ、楽しんで塾生活を送れるようになって欲しい、という思いから「友達と自然塾に慣れよう｣というステージテーマを掲げました。また、みんなと早く仲良くなるためには「あいさつ」で声を掛け合うことが近道です。共同生活の目標では、「あいさつをしよう」という目標をもって、第１ステージをスタートさせました。

３月２４日（金）
◇夜のつどい
自然塾に着いてすぐ、みんなは少し緊張気味で夕食を食べました。夕食後の塾活動の時間には、塾頭さんから『ステージを始めるにあたってのお話』があります。ここでは毎回、塾頭さんからみんなへ、自然塾で学んで欲しいことなどの、大切なお話があるので、よく聴いてステージを過ごしましょう。
	「皆さんは自然塾に、ただ遊びに来ているわけではありませんよね。ここでの生活を通して、学んで欲しいことはたくさんありますが、まず第１ステージは、①人の話をよく聴いて②何事もきちんと丁寧に③自分の力でやる、ということを心がけましょう。」
◇自己紹介・ミニゲーム
チームメイトと自己紹介しあったり、ミニゲームをすることを通して、少し緊張が取れてきました。これから８ヶ月間同じチームだけど、よろしくね。
３月２５日（土）
◇起床・清掃
自然塾では朝６：３０に大きな鐘の音で起床します。起きてすぐに着替えて顔を洗い、布団を畳んで、塾生室（自分たちの部屋）を掃除したら、今度は共同場所（トイレやお風呂など）の掃除をチームごとに分担して行います。朝から大変ですが、自分たちが生活する場所を綺麗にしておくのは、共同生活の基本ですね。
	トイレ掃除がはじめての塾生もいましたが、スタッフの説明を良く聞いて、丁寧に掃除してくれていました。お家に帰ってもお手伝いで出来るかな？
◇共同農園作業～ジャガイモの植え付け
自然塾記念すべき初めての農作業は、ジャガイモの植え付けです。畑に行く前にジャガイモを計って、包丁で切る作業を行いました。
ジャガイモは、５０ｇの種芋から作るのが一番収量が上がるそうです。また、切る向きも決まっているので、なかなか見極めが難しい作業です。農業指導の先生に教わりながら、種芋を切っていきました。
	クワの持ち方や、一輪車の使い方も習い、いよいよ畑に移動します。自然塾周辺の畑に向かう道は坂が多いので、一輪車を押す向きにも工夫が必要です。一台をチームみんなで見守ります。
畑に着いたらまず、畑を耕しながらクワの使い方の練習をしました。ただ耕せばいいのではなく、土を斜面上に持ち上げるように、また自分の足跡を消しながら耕します。お百姓さんでも難しいこの耕し方を、何度も練習しました。