10月28日(土) 〜つづき〜 
◇収穫祭 〜奉納相撲大会〜 
「のこった!のこった!」気迫のこもった良い取り組みが、たくさんありました。
学年優勝者にはサトイモが、総合優勝者にはサトイモとゴボウの賞品が贈られました。でもスコップを持っているということは、、、そうです!賞品は自分で掘ってもらいます。優勝者たちのパワーを持ってしたら、それくらい朝飯前のことでしょう。
おやつ
おやつには、昼食時にかまどで焼いておいた焼き芋を頂きました。
◇ダイコンお土産収穫
健康に毎日を送ることができ、元気な体で自然塾へ来られるのも家族がいつも側にいて、支えてくれているからですね。そんな感謝の気持ちを持って、家族へのお土産を収穫しました。
◇ダイズ収穫
ダイズも収穫の時期を迎えました。今年もカメムシに樹液を吸われ、コガネムシの幼虫とハクビシンに根っこを食べられてあまり良い出来ではありませんが、しっかり収穫しました。
欲しいものは何でもコンビニで手に入ってしまう今の時代ですが、ダイズの失敗から学んで欲しいこともあります。人間の手には負えない自然の大きさ。物事すべてが自分の思い通りにはならないということ。そして、本来何かを手に入れるということはとても大変だということ。
10月29日(日)
夏野菜の片付け
7月から本当にたくさんの実を恵んでくれた夏野菜ですが、とうとう片付けの時期を迎えました。ナスとピーマンは1人の力では抜けないくらい、しっかり大地に根を張っていました。これくらいの根を張っているからこそ、あれだけたくさんの実をならすことができたのですね。
2人で30本の支柱を運んだそうです。すごいパワー!
チーム農園作業
チーム農園も残すところあと3回です。共同農園にも負けず劣らずの、たくさんの野菜が収穫されていました。

編集後記:

 毎年「収穫祭」を終えると、もう卒塾が迫っているんだなということを感じます。それは日の短さや、とれ頃を迎えた野菜の種類からも感じることですが、何よりも塾生たちの成長から感じる部分が大きいです。入塾した頃は好奇心の強さで、ただ目の前のことに夢中になっているように感じましたが、今の塾生たちは良く考えて正しいことを選び取り、自分たちの行いに自信をもって行動しています。すぐにスタッフに助けを求めるのではなく、チーム内でどの方法が良いかよく議論し、決まったことにはみんなで突き進む場面がよく見られました。様々な経験を通して、知らないうちに知恵とコツを身に付けたようです。
 収穫祭でのキーワードは「感謝」でした。美味しい野菜を食べることが出来るもの、健康な体でいられるのも、そこに自然があり、周りの家族や友人が支えてくれているからです。塾生たちがそのことを少しでも理解し、感謝の気持ちを持って毎日を過ごせればと強く思います。
 美味しいお味噌が出来上がったことに感謝。たくさんの野菜を収穫できることに感謝。温く美味しい料理が食べられることに感謝。支え見守ってくれる周りの人に感謝。健康な体に感謝。友人がいてくれることに感謝。行いを正そうとしかってくれる人にも感謝。大切に育てた野菜を食べる虫や鹿イノシシも彼らの犠牲の上に我々は便利な生活をさせてもらっているから感謝。そして私からは、みんなが自然塾に「行きたい!」と毎週通ってきてくれることに感謝。みんなの笑顔に感謝です。いつもありがとう。
                                                                  M.K

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