女子第１４ステージ

　ステージテーマ：自然の恵みに感謝し、野外調理で各チームの味を楽しもう。！
　共同生活の目標：チーム毎に策定
　
３月から７ヶ月間に渡って、自然塾ではたくさんの野菜の収穫に恵まれ、たくさんの野菜をお腹いっぱい食べる事が出来ました。そこに太陽や土、水があり、それをとりまくたくさんの生き物たちがいるからこそ我々は畑を耕すことができるのです。今ステージのメインイベントは「収穫祭」ですが、味噌の開封式に始まり、野菜収穫、野外調理、奉納相撲大会という一連の流れの中で、これら自然の恵みに感謝する気持ちを再確認し、表現します。また日頃から自然塾の活動を支えてくださっているボランティアの方や、地域の方々にも、感謝の気持ちを伝えようというテーマで第16ステージをスタートさせました。。

共同生活の目標は、チームで策定しました。入塾から７ヶ月間このチームで寝食を共にしてきましたが、同じチームでいられるのも、あと一ヶ月となりました。また今回で、チーム目標を決めて取り組むのは最後になります。卒塾までにより良いチームとなるために、自分たちに足りないことは何だろう。話し合いの結果、
　　Ａチーム：けじめをつける
　　Ｂチーム：夜10時以降はしゃべらない
　　Ｃチーム：何事も意識してやる
　　Ｄチーム：ﾁｰﾑﾜｰｸを高めるために、みんなで声をかけ合って、ﾁｰﾑでまとまって行動する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　という目標がチームごとの目標として掲げられました。

１０月２７日（金）
◇塾頭さんのお話
はじめに塾頭さんからお話がありました。
	「私たちが美味しいご飯を食べられるのは、作ってくれる人がいるから。みんなが健康に自然塾に来られるのは、家族が支えてくれているからですね。今ステージの収穫祭は、そのような日頃お世話になっている人への感謝の気持ちをもって過ごしましょう。」
１０月２８日（土）
◇収穫祭　～　開催宣言　～
塾頭さんから、収穫祭の開催宣言がありました。
「これから畑からとってきた野菜を使って、自分たちの力で調理します。皆さんがこれまでの食事当番で身に付けた知識や調理技術を十分に発揮し、力を合わせて素晴らしい料理を作ってください。」
◇収穫祭　～　味噌開封式　～
５月に仕込んだお味噌も熟成が進み、ようやく食べられるようになりました。そしてなんと今回塾生が野外調理で作る「ごった煮汁」から料理に使用されることになりました。前回お味噌作りを教えていただいた先生にお越しいただき、お味噌の開封式を行いました。
	「お味噌は５ヶ月間かけてゆっくりと熟成し、今日の日を迎えられることとなりました。皆さんも自然塾の「塾生」として、この５ヶ月間どのように熟成し、成長したのでしょうか？それではお味噌とみなさんの熟成具合を比べてみましょう！」
塾生から「うわー！」という歓声があがりました。樽詰めした時には白っぽくてパサパサとしていたお味噌でしたが、すっかり琥珀色に色付き、ねっとりとしたお味噌そのものがそこに出来上がっていました。
	樽に詰めた時にはお塩の味しかしなかったのに、熟成したお味噌を舐めてみると、豊かな香りやうまみを感じました。また不思議なことに、同じ材料で作ったはずの４チーム分のお味噌ですが、少しずつ風味が異なっていました。まるで作った人たちの想いや行いを、お味噌が感じ取って熟成していたかのようです。
◇収穫祭　～　野菜収穫　～
塾生たちは手分けし、畑へ野菜の収穫に向かいました。１本で十分みんなのお腹を満たせそうな、こんな立派なダイコンも収穫しました。
	サンチュレタスは下から下から葉っぱをかき取って収穫、、、あれー！ちょっと取りすぎじゃないかな？キリンのしっぽみたいになっていました。
◇収穫祭　～　野菜洗い　～
収穫してきた野菜を洗いました。取れたての野菜はつやつや輝いて、本当に美味しそうです。