ステージテーマ:自然の恵みに感謝して野外調理で各チームの味を楽しもう
 早いもので塾活動も残すところ3ステージとなりました。今回のステージでは、今までの収穫に感謝をして、収穫祭を行いました。塾生達が活動を通して育ててきた作物を畑で収穫し、とれたての野菜を各チームでごった煮にしていただきます。そして、ごった煮の主たる調味料の味噌は、第4ステージで自分達の手で仕込を行った味噌をつかいます。今までの食事当番などで身に付けた技術と共同生活で身に付けたチームワークを使って野外調理に挑戦しました。

 共同生活の目標:チームで策定

前ステージと同様、チーム内で問題点や課題点などを話し合い、チームごとに今ステージの目標を決めました。
 Aチーム:10時前には静かにして消灯時間を守る
 Bチーム:ルールを守りふざけずに行動しよう!
 Cチーム:自然に感謝し野菜をいっぱい食べ元気にやるべき事をやる
 Dチーム:整理整頓をする

10月20日(金)
◇夜の集い
 塾頭からの話からステージが始まります。
 「残すところあとわずかになりました。だいぶ塾での生活も慣れたのですが、4つのことを再確認して活動に挑んでください。
1、何事にも感謝する。
2、思いやりを持つ。
3、物も人も粗末にしない。
4、おかげさまの気持ちを常に持つ。
出来ているものもりますが、まだまだ足りないものもあります。」
これらことを残り少ない活動で実践してもらいたいですね。
 夜の集いでの塾頭の話も16回目。塾生みんなの姿勢は背筋が伸びていてしっかりと聞いている様子が伺えました。
10月21日(土)
◇収穫祭 〜味噌の開封式〜
 第4ステージで作った味噌が食べられるようになりました。作った日から約5ヶ月半の時間をかけて熟成をしてきました。ごった煮に使うために今回開封しました。そして、開封式を行うため、味噌作りのボランティアの先生に来ていただきました。
 自分達が作って味噌が入っている樽の周りにはうっすらとカビが生えていました。みんなの手が汚れていた証拠です。ふたを開ける前に周りをしっかり拭きました。
 味噌樽を開けてびっくり!
なんと内側もカビだらけでした。しかし、失敗ではありません。味噌は発酵食品でこのカビの下に熟成されたおいしい味噌があるのです。
 ぺろりと味見。
作った時の味とはまったく違う事にびっくりした塾生達。作った時には塩っぽい味だったのが、うまみが出てきて何度も味見をする塾生もいました。中には「キュウリが欲しい〜」なんていう塾生まで…。

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