9月9日(日) 〜つづき〜 
共同農園作業 
ニンジンの欠株補充・葉もの(コマツナ・シュンギク)の種まきと雑草とり
 午後の農作業は2チームごとに分かれてニンジンの欠株補充と葉もの(コマツナ・シュンギク)の種まきを行った後、全員で畑の雑草とりを行いました。
親子大会の時にニンジンを播きましたが、その後の大雨で種が流されてしまったせいか、まばらにしか芽が出ていません。そこで、一方のグループは、芽が出ていないところに、新たにニンジンの種を播きなおしました。
もう一方のグループは、葉もの(コマツナ・シュンギク)の種まきを行いました。
それぞれのグループの種まき終了後、畑の雑草とりをして、畑をきれいにしました。

しかし、午前中頑張ってゴボウを掘ったせいか、そろそろ集中力も途切れ気味です。

夏を越し、雑草もいっぱい種をつけ始めたので、放置しておくと雑草だらけになってしまいます。最後まで頑張りましょう。
◇通塾の話し合い
 これまで通塾には塾スタッフが付き添ってきましたが、塾生だけで通塾しなくてはならない場合にどのようなことに気をつけたらよいか、ケースごとに話し合いました。
いつも乗ってくる塾生がその駅で乗ってこない場合、事故などで電車が止まってしまった場合など、いつもと違う状況になったとき、どうしたらよいかについて、考えました。このように考えておくことで、もしものときに的確な判断ができるでしょう。
9月10日(日)  
チーム農園作業とチーム農園ファイルまとめ 
 前回のステージでは、秋からのチーム農園作付け検討を行いました。今回のステージでは秋からの作物の大部分を植えつけたり、種を播いたりします。そのため、今日はすべての作業をチーム農園作業としました。これから卒塾までに立派な作物を育てようと、どのチームも張り切って作業を行いました。
秋野菜を植える前にカボチャを収穫し、カボチャのつるを片付けました。
作物を植える前にしっかり耕しなおし、畝を立てました。クワの扱い方、畝の立て方もしっかり身につき、どんどん作業を進めていました。
秋野菜の苗を植えつけて肥料・虫除けの卵の殻・水をあげました。昨日チーム農園の振り返りと計画発表を行ったこともあってか、どのチームも作物の立場に立って熱心に作業を行っていました。
チーム農園作業終了後、塾生室に戻って、今回どんな作業を行ったか、次回行わなくてはならない作業は何か、をチーム全員でチーム農園ファイルに書き込みます。
作業を行ったら、必ず振り返り、次につなげることが大切ですね。

編集後記:
 
 今ステージのメインイベントともいえるゴボウの収穫ですが、昨年はゴボウがまったく育たず、行うこともできませんでした。今年は一変し、すばらしいゴボウが収穫できました。市村自然塾関東では5年間ゴボウを播いてきました。もちろん、塾生やスタッフの世話による部分もありますが、畑の土や気候によってゴボウの育ち具合も異なり、作物が大地の恵みであることを改めて実感しました。
 ゴボウを掘りだすことはかなりの重労働で、最後まで自分の力でゴボウを掘りだしたことは、それぞれの自信につながります。塾生それぞれが、今後何かの困難にぶつかったとき、ぜひゴボウの収穫をやり遂げたことを思い出して頑張ってもらえればと思います。それと同時に、このような貴重な経験をできたことが、太陽や大地のおかげであることも忘れないで欲しいと思います。
 チーム農園では、今ステージでは、これまでを振り返り、かつ、卒塾へ向けて植え付けや種まきを集中して行いました。チーム農園の振り返りでは、塾頭さんから各チームのリーダーに、結果だけ見ていて原因に目を向けていない、との指摘がありました。とはいえ、各チームとも、いつもにも増して積極的かつ協力してチーム農園作業に取り組む姿勢が見られました。また、各自で設定した共同生活の目標に対しても、意識的に達成しようという塾生の姿が目立ちました。 残りのステージも数えるほどになってきましたが、少しでも多くのものを得ていって欲しいと思います。

                                                                   T.K.

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