7月30日(日) 〜つづき〜 | |
◇塾生企画 野菜名人になろう・光る泥ダンゴを作ろう | |
この日の午前中は、塾生による企画のうち、野菜名人になろう、と、光る泥ダンゴを作ろう、の二つが塾舎周辺で行われました。 | |
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野菜名人になろう、では、スタートして障害物をくぐりぬけ、拾ったカードに記入したクイズに答えるゲームです。クイズは塾で育てている野菜に関するクイズ、障害物として張り巡らしたテープは塾の畑で鳥除けテープとして使っているもので、市村自然塾関東ならではの企画でした。 高得点者には、企画した塾生が親子大会前のステージの自由時間や家で作ったミサンガが景品として渡されました。 |
しっかりと光る泥ダンゴは、本来は何週間もかけて完成させるもので、集中力と忍耐力が要求されます。この日の企画時間は1時間30分だったので、企画グループの塾生は、作り方をわかりやすく説明し、参加者にはとりあえず短時間でかたちにしてもらうように挑戦してもらいました。 企画が始まるとたくさんの参加者が集まり、大人も子供も一緒になって泥ダンゴ作りを楽しみました。普段泥をこねる機会のないお父様、お母様がたも、童心に返って熱中していました。家に持ち帰って完成させよう、という参加者もたくさんいました。 |
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◇お父様方・お母様方の活動参加 | |
この親子大会では、塾の活動を保護者の皆様にも実際に体験して知っていただくため、お父様方には会場設営や釜飯炊き及び流しソーメンの樋づくりといった力仕事を、お母様方には食事準備や片付けなどを作業を交替で行っていただきました。ご協力いただいた保護者の方々、暑い中大変ありがとうございました。 | |
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◇流しソーメンの樋づくり | |
担当のお父様方には、この日の昼食で行う流しソーメンの樋づくりを行っていただきました。 | |
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担当のお父様方、とても真剣な表情で作業に取り組んでいただいています。 |
樋がほぼかたちになってきました。真剣だったお父様方も、仕事を成し遂げて自然に笑顔がこぼれてきたようですね。 | ![]() |
◇昼食タイム 流しソーメンと塾野菜の天ぷら | |
お父様方に作っていただいた樋を使ってさっそく流しソーメンを行いました。 このソーメンは4期生が昨年11月に5期生への贈り物として種を播き、今年の第6ステージで塾生が刈り取り天日乾燥し、8ステージで脱穀・風選したものを製麺所で麺にしていただいたものです。 |
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お父様方にとっては自分たちで作り上げた樋で行う流しソーメンとして、ご家族や塾生にとっては自分たちのお父さんたちが作ってくれた樋での流しソーメンとして、それぞれ格別な味になったでしょう。もちろん、塾野菜の天ぷらもおいしくいただきましたね。 |
◇活動のまとめ・テント撤収と会場片付け | |
昼食のあと塾生は、塾頭さんから今回の親子大会を振り返ってのまとめの話をいただき、その後、自分たちが使ったテントやテーブル・イスなどを片付けました。 | |
塾頭さんは、お父様方の流しソーメンの樋づくりに触れ、お父さんたちは手を抜かずに真剣に行ったからこそ、短い時間であれだけのものを作ることができたことを見習いましょうということ、総合塾長がお話された、強くやさしい、人間になるように心がけること、とまとめの話としていただきました。 | ![]() |
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親子大会中の会場準備・片付けは、お父様方に交替で行っていただきましたが、最後は塾生でしっかりと片付けました。屋外で行った行事なので、テーブルやイスの泥などもしっかりと落として片付けました。 自分たちの使ったテントも、もちろん自分たちでたたみました。 |
編集後記:
親子大会は、市村自然塾関東の18ステージの中で、唯一親子で活動を行うイベントです。親子大会では、塾生にも保護者及び家族にも楽しい催しものが目白押しですが、塾生にとっては、第1ステージから塾で活動し学んできたことを保護者の皆様に感謝の気持ちを込めて発表する場であり、保護者の方々にとっては、実際に体験を通じて市村自然塾関東を知ってもらうと同時に、我が子の成長を見ていただき、家族での対話を深めて更なる成長に寄与してもらいたい、という目的で行われます。
塾生にとっては、夏時間となって起床が早まり活動時間が変わったと同時に親子大会を迎え、慣れないテント生活を送ったり、塾生企画などのイベントに頭を悩ませるなど、なかなか大変だった部分もありましたが、親子大会を成功裏に行えることができたのは、塾生の頑張りと同時に保護者及び家族の方々の支えがあったからこそと考えております。これを機会に、塾生の更なる成長を期待しております。
T.K..
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