ステージテーマ:「親子大会に向けてよく話し合い、準備を整えよう!」

 いよいよ来ステージが親子大会です。親子大会に向けての話し合いや準備ができるのは今ステージが最後。やるべきこと、やらなければならないことをチームでしっかりと話し合い、限られた時間を有効に使って準備を整えるように呼びかけました。

共同生活の目標:「良い心を出す。」

 これまで9ステージを終え、各塾生の個人的成長は感じられてきましたが、大半の塾生が、どこかまだ“自分が一番”で、自分の役割が終わればそれで終わり、他の仲間がまだ作業をしていても手伝うという姿がほとんど見られず、『相手を思いやる』『気遣う』や、『仲間に手を差し伸べる』という「良い心」が発揮されていないように感じます。共同生活は多くの仲間との生活です。みんなが良い心を出して生活すれば、全員が気持ちよく生活できるはずです。今ステージでは、いつも以上に「良い心」を発揮することを意識して生活してみよう!という目標を掲げて取り組みました。
 

7月21日(金)
◇夜の集い
 第10ステージを始めるにあたり、木全塾頭からお話がありました。
 「マラソンに例えると、今がちょうど折り返し地点。ここからの後半戦が大事。自分の掲げた目標に向かって一生懸命努力すれば、必ず結果は出る。
 ここでの多くの経験を通して、“心”を成長させてほしい。そのためにはまず、今ステージの目標である『良い心』の中でも、その親分に当たる『親切心』(仲間への思いやりや優しさ)を沢山出して生活してほしい。」
7月22日(土) 〜午前〜
◇親子大会・チーム農園発表準備
 今日の午前中は、昨日の雨がまだ降り続いていたため、予定していたチーム農園作業を延期し、室内で、親子大会時に保護者の方々にむけて発表する「“チーム農園”の発表準備」を行いました。発表内容は、チーム名からはじまり、育てている作物や、その世話における失敗・成功経験などです。毎回作業内容を記録しているチーム農園ファイルを見て今までを振り返りながら、各チームごとに発表内容をまとめていました。
 さすがに10ステージにもなると、話し合いの仕方にチームのまとまりが出てきます。みんなで円になり、書記などの役割を決めて進めていました。
◇チーム農園・秋野菜の作付け計画
 発表準備が終わると、今度は、チーム農園作業の後半戦、『秋野菜の作付け計画』です。チームによっては、もうすでに収穫が終わってしまった作物、もしくは、もうすぐ収穫が終わってしまう作物があり、徐々に畑に空きスペースができてきました。今度はその空いたスペースに、卒塾までに収穫できる『秋野菜』を植えつけする予定です。
 作物を調べるのも慣れてきた様子。自分達が見やすく分かりやすい本を棚から持ち出し、次は何を育てようか検討中です。。
畑の図面を用いて、今空いているスペースや空く予定のスペースと、今度新しく育てる作物の必要なスペースを比較しているようです。本格的だね!さて、次は何を育てるのかな?
◇記念撮影(陶芸)

世界にひとつだけのご自慢のお皿を手に…
◇陶芸の仕上げ
前ステージで形作ったお皿が焼き上がり、今回はその最後の仕上げ作業「やすりがけ」をしました。
さすが自分で作った作品なだけあって、みんな慎重に扱いながら、丁寧にやすりがけをしていました。他の道具や物も、同じくらい丁寧に扱えるといいですね。
やすりがけをしたら、水洗いをして水気を拭きとり、これで作業は終了です。
それぞれ、思い思いのカタチと色で、とても素敵なお皿に仕上がりました。

                   このページのTOPへ       次のページへ