7月16日(土) 〜つづき〜 
◇共同農園作業(夏野菜の手入れ)
 本日最後の農作業として、夏野菜の手入れをしました。一口に夏野菜と言っても、トマト・ナス・ピーマン・キュウリそれぞれ性質が違います。それぞれの性質に合わせて、今後しばらくの間、食卓を飾る野菜の世話を、自分達の手で一つ一つ行いましょう!
トマトは随分と背が伸び、たくさん花を咲かせていました。実を手で触って落としてしまわないように気を付けながら、わき芽を摘み取り、伸びた茎を支柱に縛りました。
暑くて熱中症が心配される中での農作業です。こまめに水分と栄養を補給しています。。。などと能書きは抜きにして、とりあえずトマト!黄色いミニトマトは果物のように甘くて格別です。
◇作文
 塾生活もちょうど半分を終えようとしています。そこで、これまでのステージを振り返り、「自然塾でいろいろなことを体験して、何を感じ、どんなことを学んだか」というテーマで作文を書きました。
学習塾の合宿のような画ですが、みんな自然塾で感じたこと・学んだことを真剣に書いているのです。友達のことに始まり、道具の使い方、農作業での頑張り・辛かったこと(特にゴボウの種まき・コムギの収穫)などについて書いてくれました。
7月17日(日)
◇親子大会企画の最終準備
 夏に行われる親子大会での塾生企画準備をそれぞれのグループで行いました。
本番直前となった今ステージで、参加者を楽しませる企画に仕上げました。
近くの川で「宝探し」をするグループは、どのようにミックスしたら、美味しい野菜ジュースを作れるか試作中。これも、れっきとした景品なのです。確かに、ルンルンで味見していましたが…。このグループは、他にも芋餅やベッコウ飴を用意していましたので、親子大会まで楽しみにしていて下さい。
「宝探し迷路」グループは、実際のコースを策定しました。お客さんの安全を確保するために危険箇所のチェックをしたり、竹やぶを整備したようです。
「仮装(コンテスト)」グループと「肝試し」グループの共同小道具からマスクを取り出し、覆面レスラーになりきっている者もいました。

編集後記:
 
 早いもので、第4期生の活動も半分が終わりました。塾生活にもすっかり慣れ、知らない者同士だった28名の塾生も仲良くなりました。特に、一緒の部屋で寝たり、協力して畑仕事や掃除をしたりしているチームのメンバーとは、本当の姉妹のようになってきました。
 今ステージでは、原点に返りこれからもよりよい塾生活にしていくために、前半のステージを振り返って作文を書きました。親元を離れての初めての体験、友達との触れ合いの中で、何を感じどんな風に変わってきたのかが伝わってくる塾生たちの素直な表現に、読んでいる方までウルウルさせられました。ここでの生活や空気、畑での辛い経験や友達との喧嘩など実際に身体ごとぶつかって得た経験。その貴重な経験が、いままで感じたことのないような感情を生んだり、血や骨になり、たとえ目には見えなくてもしっかりと塾生たちの一部になっているのだなぁと感じました。後半のステージでも、たくさんの素敵な体験をし、心を開いてお互いに成長していきましょう。卒塾式までには、更に輪を広げて、28名全員が姉妹のような大家族になれるといいですね!!

                                                                       H.T.

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