7月9日(土) 〜つづき〜 
◇ジャガイモの収穫 〜つづき〜
「こんなに小さなコイモが出てきたよ〜。」
スーパーで売っているような大きさも形も揃ったイモではなく、大小様々でユニークな形のジャガイモが出てきました。
ハートやお尻の形に似たジャガイモを発見した塾生もいました!!
たくさんとれた5種類のジャガイモは、卒塾式までの貴重な食材になります。
風通しのよい小屋で大切に保管します。
◇ダイズ・ササゲ畑の草取り
女子塾生たちが第7ステージで播いたダイズとササゲ。実は、男子塾生が雨天で播けなかった分まで播いてくれていました。そこで、草取りで男子から女子へ気持ちの恩返しです。
小さい草をひとつひとつ手で摘まんで抜くという地道な作業。
じっと地面に這いつくばって集中する塾生、少しやっては立ち上がって歩き出す塾生、ポツリポツリと降り出した雨に「もう引き上げようよ〜」と敏感に反応する塾生。それぞれの性格や作業に対する姿勢が顕著に表れます。
◇作文
塾生活もちょうど半分を終えようとしています。そこで、これまでのステージを振り返り、「自然塾でいろいろなことを体験して、何を感じ、どんなことを学んだか」というテーマで作文を書きました。
「ん〜何をかこうかなぁ・・・。」
作文が得意な子も苦手な子も、それぞれが自然塾で感じたことを一生懸命書きました。嫌いな野菜を食べられるようになったことや、農作業での頑張りや驚き、友達のことなどを書いてくれました。
7月10日(日)
◇朝の瞑想
日曜の朝食は、窓を全開にした食堂での瞑想から始まります。姿勢を正し、目を閉じて心を澄ませます。
朝の新鮮な空気の中で、それぞれ前半の塾活動を振り返りました。
どんな気持ちで自然塾に入塾してきたのか、思い出しましたか?
◇親子大会での塾生企画準備
夏に行われる親子大会の塾生企画準備をそれぞれのグループで行いました。
本番までの2ステージで、参加者を楽しませる企画に仕上げましょう。
「きもだめし」グループは、実際のコースを下見しました。オバケの隠れ場所を探したり、お客さんの安全を確保するために危険箇所のチェックをしたようです。
近くの川で「マスのつかみどり」をするグループも2回目の下見。「今日も川に入れる!!」とメンバー全員ルンルンで出掛けて行きました。
どのようにしたら、マスに逃げられない堰を作れるか思案中?

編集後記:
 
 早いもので、第4期生の活動も半分が終わりました。塾生活にもすっかり慣れ、知らない者同士だった28名の塾生もだいぶ仲良しになりました。特に、一緒の部屋で寝たり、協力して畑仕事や掃除をしたりしているチームのメンバーとは、本当の兄弟のようになってきました。
 今ステージでは、原点に返りこれからもよりよい塾生活にしていくために、前半のステージを振り返って作文を書きました。親元を離れての初めての体験、友達との触れ合いの中で、何を感じどんな風に変わってきたのかが伝わってくる塾生たちの素直な表現に、読んでいる私までわくわくさせられました。ここでの生活や空気、畑での辛い経験や友達との喧嘩など実際に身体ごとぶつかって得た経験。その貴重な経験が、いままで感じたことのないような感情を生んだり、血や肉になり、たとえ目には見えなくてもしっかりと塾生たちの一部になっているのだなぁと感じました。後半のステージでも、たくさんの素敵な体験をし、心を開いてお互いに成長していきましょう。卒塾式までには、更に輪を広げて、28名全員が兄弟のような大家族になれるといいですね!!

                                                                                   N.Y.
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