6月18日(土) 〜つづき〜
◇夕食(コロッケ)
外はさくさく、中はほくほくの美味しいコロッケをみんなでいただきました。ジャガイモの味がしっかりしていて、ほんのり甘く感じました。
◇ホタルの夕べ
 自然塾から20分ほど歩いた川まで、ホタルを観察しに行きました。
地元の人たちが保護している場所ですが、それでも飛んでいたホタルは5匹〜10匹ほど。しかし小さなホタルが放つ強い光に、みんな見とれていました。
6月5日(日)
◇キャベツの虫取り
農薬を使っていないので、しばらく放っておいたらキャベツに青虫が大量発生!このままだと丸裸にされてしまうため、予定していた農作業を変更し、キャベツ畑にやってきました。
キャベツ1株に20匹以上の青虫が見つかりました。初めは怖がって青虫を掴めない塾生もいましたが徐々に慣れ、たくさん取ってくれました。
あっという間にこれくらい取れてしまいます。今日は人間がキャベツを食べるために、青虫を殺してしまいました。今度キャベツを食べる時には、キャベツの命だけでなく、この青虫達の命も我々人間が頂いたんだという思いで、「いただきます」と言いたいですね。
◇おやつ(蒸しイモ)
今日のおやつは昨日収穫したジャガイモを蒸しただけの「ふかしイモ」です。この栗のような色をしたジャガイモは「インカの目覚め」という品種です。
仲良く並んで、熱々のジャガイモを頬ばりました。味のほうも栗のような風味で甘く美味しかったですね。
◇親子大会の企画話し合い
第10ステージの親子大会に向けて、女子では5つの夏らしい企画が出揃いました。話し合い第2回目の今日は、どのように楽しんでもらうか考えたり、準備するものをリストアップしたりしました。
「きもだめし」チームはやりたいという熱意はみんなから伝わってくるのですが、遊んでしまう子がいたり、意見がまとまらなかったりと、苦戦していました。話し合いは準備も入れてあと2回だよ、頑張って!!

 編集後記:

今ステージは「相手を想いやる心を持って生活しよう。」と共同生活の目標で掲げ、生活をしてみました。塾生手帳に実際に相手を想って出来たことや、考えたことを書いてもらいましたが、一つ印象的なものを紹介したいと思います。それは「体調が悪くなったチームメイトのことを心配してあげられた」というものでした。人を心から心配してあげられたという事実、またそんな優しい自分に気付けたことで、これからもこの塾生は、優しくて大きな人間に成長してくれそうだなあと感じました。

冒頭でも述べましたが、自然塾には学年も育った環境も違う「いろんな子」が集まってきています。衣食住を共にする28人の大家族です。そんな中で、思い通りにいかず落ち込む子、自分の殻を抜け出せない子、突っ走ってしまう子、タイプこそ違いますが、みんな相手とうまく付き合っていくためにどうしようか悩んでいます。これからも子供達の「悩み」を「自分を成長させたいという内なるエネルギー」だと考え、塾生たちを優しく見守っていきたいと思います。
                                                                   M.K.

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