6月11日(土) 〜つづき〜
◇親子大会での塾生企画の話し合い
夏休みに行われる親子大会では、塾生自身が企画を運営する時間があります。今回は、その内容について2度目の話し合いを行ないました。
 前回は休みの塾生が多かったので、再度自分達のやりたいことに取り組む仲間を募りました。結果3グループに分かれ、その内2チームが夜のキャンプファイヤーの時間に実施したいということでスタッフも頭を抱えましたが、空いてしまった昼の時間はスタッフが企画するイベントを実施することになりました。どんな企画になるのか楽しみにしていてください。
 ある時点で、それまでに企画グループで話し合われた成果を発表してもらいました。自分たちの立てている計画がどこまで実現可能で、あとは一体どんな準備が必要なのか、スタッフに質問・指摘されながら企画を練り直しました。
6月12日(日)
◇チーム農園作業
久しぶりにチーム農園作業のためにまとまった時間を与えられたので、どのチームも力が入ったようです。各チームがんばって作業をしていました。
 作業に取りかかる前に、自分たちのチームは何をやるのかチーム全員で計画を確認します。作業前だけではなく、作業後にもチーム全員で次のステージにやるべき事を確認・計画してもらいました。
 第7ステージともなると、畑も随分と賑やかになってきました。皆でたてた計画通り、次々に作業が行なわれていきます。
 あるチームではトマトの支柱に雨を避けるための傘を結びつけていました。
 必要な作業が終わったチームから、チーム農園に立てるチーム名・作物名の看板を作ってもらいました。カラフルな看板ができあがり、次ステージ畑に立ち並ぶのが楽しみです。
 いつも賑やかな塾生達も、刃物を使う時は、真剣に集中していました。鋸や金槌は使い慣れているようで、安全に作業ができました。
◇おみやげ収穫
 3ステージに植えつけたサニーレタスが大きくなりました。自然の恵みと自分たちの世話によって、こんなにも大きくなるのですね。
 自宅で美味しく食べてくれましたか?
◇シール貼り付け
 いつも共同農園の作業の進行を確認するためにシールを貼っている土間の作付表。今回の共同農園作業はコムギの収穫しかなかったため、たったの1枚しか貼る事ができません。そこで、お父さんの海外転勤について行くため残念ながら今ステージを最後に自然塾に通う事ができなくなってしまう塾生に代表を務めてもらいました。

 編集後記:

 梅雨に入ったようで、じっとりとした湿気が立ち込めています。そんな中、塾生達は身体をめいいっぱい使って汗びっしょりで農作業に取り組んでいました。友達とぶつかったり、時には辛い農作業をやり遂げたりすることによって、心身共に逞しくなっていく姿を頼もしく思います。また、自ら苦労して育てた作物を、友達と協力して料理していただく…というコロッケ作りのような体験を通して、食べ物のありがたみを感じると共に、普段料理してくれている人、育ててくれた人に対する感謝の気持ちが芽生えてくれたらと願っています。
 今回の活動を終え、前回男子のステージ担当を務めた第2ステージを思い返して比べてみると、作物と向き合ってきた3ヶ月間の彼らの心の成長を如実に感じます。これからも、仲間と切磋琢磨し合いながら、心と身体を鍛えていきましょう。
                                                                   H.T.

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