5月29日(日)  
◇チーム農園作業
前ステージで、チーム農園でも種まきや植え付けが一通り終わり、塾生達は安心している様子でした。しかし、作物はそのままでは育ちません。愛情込めて地道な手入れをしていかなければ、収穫できないどころか死んでしまうこともあります。
昨晩調べたことを生かして、協力して世話しよう!!
作業を始める前に、リーダーを中心に今日の作業確認。チームメンバー全員が作業内容を理解することにより、協力・分担ができるのです。
手入れに必要な資材も、自分達でそろえて農園まで運びます。
昨晩のリーダー会議で、「チーム農園の周りに、シカ対策のネットを張りたい」との提案がありました。
リーダー4人が協力して、4つの農園をぐるりと囲うネットを張りました。リーダー同士、一緒に汗を流して働くことで、仲良しになれたようです。
少し元気のないマクワウリを心配そうに見つめています。病気や虫に負けないように、自然防虫液を葉っぱに撒きました。
このチームは、ジャガイモとトマトの接木に挑戦しました。果たして成功か!?次のステージが楽しみだね。
第6ステージを終えて、塾舎から見たチーム農園の様子。各チーム、たくさんの作物に色々な工夫が見られ、にぎやかです!!

編集後記:
 
 今ステージは、種まきや収穫などのわかりやすく華やかな作業はなく、細かく地道な手入れが中心でした。しかし、これこそ「作物を育てる」には欠かせないもので、8ヶ月間の活動の中でじっくり子供たちに経験して欲しいことのひとつです。肥料をあげたから、草を取ったからといって、急に作物が大きくなったり収穫期が早くなったりはしません。すぐに結果は出ないけれど、適切な時期に正しい世話を心をこめて丁寧にし続けることにより、数ヶ月後、ようやく自然の恵みを収穫することができるのです。作物を育てることで、私達もお互いに成長していきたいですね!!

 また、今ステージは学校行事と日程が重なり、メンバーが全員揃うチームがありませんでした。しかし、その中で新たな人間関係や新たな自分への気付きが生まれたような気がします。チーム農園作業中に、4つのチームが協力してシカ対策のネットを張るというのも新しい動きでした。リーダー会議で、ネットを張ることを提案し自主的に話し合っているリーダー達を見て、成長を感じると共にとてもうれしくなりました。これからも、28人の仲間で塾を盛り上げていきましょう!!
                                                              N.Y.
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