ステージテーマ:「作物の生長に合った世話をしよう!」
 共同生活の目標:「心をこめて丁寧に」を心がけよう

 自然塾の畑では、第5ステージまでに一通りの種まきや植え付けを終え、野菜の赤ちゃんがにぎやかに並んでいます。しかし、これで安心していては作物は育ちません。作物をよく観察し、「生長に合った世話をする」ことが大切です。芽欠き、追肥、草取りなど地道な世話を「心をこめて丁寧に」することで、作物を育てていきましょう。

5月27日(金)
◇夜のつどい
ステージを始めるにあたって、塾頭さんからお話がありました。
「共同生活は助け合いの気持ちが大切です。何事も嫌々やるのではなく、自ら進んでやりましょう。」
話を聞きながら、要点をまとめてメモできるようになってきた塾生もいます。
5月28日(土)
◇共同農園作業 <夏野菜の手入れ>
第4ステージで植え付けた夏野菜の手入れをしました。同じ夏野菜でも、トマト・ナス・ピーマン・キュウリそれぞれ性質が違います。夏の収穫を目指して、それぞれをよく観察し、必要な手入れを各野菜の生長に合わせてしていきましょう!
まずは、初めての作業なのでスタッフからの説明をじっくり聴きましょう。きちんとしたやり方で手入れしないと、逆に作物を傷つけて生長を妨げてしまうことにもなりかねません。
トマトは、1ヶ月の間に随分と茎が伸び、たくさん花を咲かせていました。小さな緑色の実を付けている株もあり、手で触って落としてしまわないように気を付けながら作業しなければなりません。
わき芽を摘み取り、支柱に沿ってまっすぐ育つよう、伸びた茎を支柱に縛りました。
ナスは、少し背が伸びて1つ目の花を咲かせていました。
株が倒れてしまわないように、支柱を立てて紐で結びました。
キュウリは黄色い花をたくさん咲かせ、下の方には小指くらいの小さなキュウリができ始めていました!
つるがネットに沿ってまっすぐ伸びるよう、紐で縛りました。
最後に、トマト以外の野菜はお腹をすかせているようだったので、追肥しました。
1株1株敷藁を外して鶏糞をまき、また丁寧に敷藁を戻してあげました。 
◇親子大会塾生企画の話し合い
夏休みに行われる親子大会では、塾生自身が企画運営する時間帯があります。昼食後、その内容について話し合いをしました。塾生だけではなく、親子大会に参加する家族の人も楽しめるような企画にするため、これから2ヶ月の間、話し合いながら準備していきます。
やりたい企画を出し合って、それぞれ希望者を募りました。その結果、川遊び、ナイトハイク、花火、虫取りの4つの企画グループが生まれました。

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