5月21日(土) 〜つづき〜
◇星の観察会
宇宙や星にとても詳しい、ボランティアスタッフの長沢さんに来ていただき、土星や木星を大きな望遠鏡で観る予定でしたが、あいにくの曇り空。そこでパソコンのソフトで春の星座を鑑賞したり、白いボールを使って月の満ち欠けの実験をしたりと、室内で楽しい時間を過ごしました。
真っ暗な部屋で、白いボールを月に見立ててライトを当てます。ボールの周りを一周してみると、月の満ち欠けがそこに再現されていました。
5月22日(日)
◇共同農園作業<サツマイモの植え付け>
ベニアズマ、金時、コガネセンガン、ムラサキイモ。4種類のサツマイモを植えつけました。 
今日も傾斜のきつい畑での作業です。鍬を使ってかまぼこ型の畝に仕上げるが難しかったので、「奥の手」を使いました!
土をなでる感触は、とても気持ちよく、なんだか優しい気持ちになれますね。
出来上がった畝に、1本1本苗を並べました。
このところの日照り続きで、1週間前に男子塾生達が植え付けた苗は元気なくしおれてしまいました。そこで、植え方を変え、乾燥に耐えられるよう深めに植えました。
恵みの雨が待ち遠しいです。
◇チーム農園作業
チーム農園もいろいろな作物が植え付けられ、だいぶ、畑らしくなってきました。植え付けが終わったら、今度は各作物をよく観察し必要な世話をしましょう。
このチームは、サツマイモを植え付けるため、土をふかふかに耕しています。
共同農園でやったばかりの作業だから、段取りは完璧だよね!?協力して丁寧に植え付けましょう。
2週間ぶりに再会したカボチャの生長にビックリ!
大きく葉を広げ、ホットキャップの中が窮屈そうだったので、ビニルを外してあげました。そして、裸になったカボチャをウリハムシから守るため、防虫液をまきました。
◇帰宅準備
共同生活の目標「整理整頓」を実行中。背後の方は、まだ片付けの最中かな?
◇自由時間
塾舎の裏で真っ赤に実ったサクランボ。いろいろな鳥たちが食事にやってきました。
また自由時間には、鳥たちに混じってたくさんの塾生がやってきては、パクパク食べたりお土産用に摘み取ったりしていました。
これも都会ではできない、貴重な体験のひとつかもしれません。

 編集後記:

 今ステージは、味噌作りという貴重な体験をすることができました。味噌は半年ねかせている間に発酵が進み、秋頃ようやく食べられるようになります。味噌作りも農作業も一緒で、すぐに結果が出るものではありません。また、相手が物ではなく命なので、人間の都合やわがままを押し通すこともできません。このような体験を通して、自然や命と愛情を持ってじっくりと向き合うことを身に付けて欲しいです。また、味噌作リの最中に、材料をこぼしたり飛び散らせてしまった塾生がいました。作った方の愛情がたくさん込もった大豆や麹。一粒たりとも無駄にしてはなりません。作物を育てるという経験を通して、塾生にも自然とそんな心が芽生えるよう期待してやみません。
 
 共同生活の目標であった「整理整頓」では、自由時間に各自の衣装ケースの中を整理したり、協力して塾生室の大掃除をしたり自主的な取り組みが目立ちました。自分のためだけではなく、みんなが気持ちよく安全に過ごせるよう、これからも整理整頓を心がけましょう。
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