男子第５ステージ

５月１４日（土）　～つづき～
◇食材収穫
食事当番のチームは、夕食で使うスナックエンドウの収穫に向かいました。
	生で食べても美味しい！とその場で口にほお張る塾生もいました。とれたてのエンドウはとても甘く、食事の時も大人気でした。
◇星の観察会
宇宙や星にとても詳しい、ボランティアスタッフの長沢さんに来ていただき、土星や木星を大きな望遠鏡で観る予定でしたが、あいにくの曇り空。そこで土星と木星のビデオを鑑賞したり、白いﾎﾞｰﾙを使って月の満ち欠けの実験をしたりと、室内で楽しい時間を過ごしました。
真っ暗な部屋で、白いﾎﾞｰﾙを月に見立ててライトを当てます。ボールの周りを一周してみると、月の満ち欠けがそこに再現されていました。
◇就寝前の時間
	就寝前の自由時間に、箕輪さんに「お手玉作り」を教えていただきました。柿の形のお手玉を自己流で作ってしまう器用な塾生もいて、箕輪さんもびっくりされていました。
５月１５日（日）
◇サツマイモの植え付け
ベニアズマ、金時、コガネセンガン、ムラサキイモ。４種類のサツマイモを植えつけました。
畝立ても植え付けも、みんな最後まで丁寧にやり遂げてくれました。フカフカの畝を立ててくれたから、きっとたくさんサツマイモが収穫できるよ。
◇おやつ
	大豆の煮汁を使って、調理師さんがゼリーを作ってくれました。
◇チーム農園作業
チーム農園はいろいろな作物が植えられ、畑らしくなってきました。植え付けが終わったら、今度は各作物に必要な世話をしてやらないといけないね。
計画書を見ながら、今から種を播く畝の確認です。はじめの計画とは少しずれてきたけれど、なんとか大丈夫！
	ミズナを間引きしていました。「この抜いたのも食べれるの？」もちろん！間引き菜も大切な食材だよ。
サツマイモの植え付けは共同農園で習ったばかりだから余裕の表情です。休み時間には、自主的にチーム農園を進めるチームもありました。

編集後記：
　
　今ステージでは、お味噌作りという貴重な体験をすることができました。昨年の塾生も同じ時期にお味噌を作り、10月にお味噌の開封式を行いましたが、そのとき面白いことに気付きました。同じ日に、同じ材料、同じ作り方で作った４チームの味噌樽ですが、４つともそれぞれ少しずつ味が違うのです。とても不思議なことですが、少し分かるような気もしました。「心を込めて丁寧に」作れば、きっとそのような味になります。いいかげんに作り粗雑に扱えば、きっとそのような味になります。
　今年の塾生の味噌作りですが、お味噌の先生の評価では69点でした。まず集合時間に遅れてくる。準備物を持ってこない。もらった資料をほったらかしている。お味噌の材料を平気でこぼして知らん顔。作る時にはみんな真剣な表情で取り組んでいましたが、10月に出来上がるお味噌はどんな味になっているのでしょうか。楽しみですが、ちょっと心配です。
　一方食事の時間は、塾生達の目覚ましい成長を見ることが出来ました。これまで食事のたびに出ていた残飯が、今ステージはほとんど出なかったのです。入塾以来、野菜嫌いの塾生も少しずつ食べる練習をし、今では苦戦しつつも残さず食べられるようになりました。夏頃に収穫できる塾産のトマトやキュウリなどは、また格別に美味しいですよ。野菜嫌いの塾生もきっとこれを食べたら、野菜が大好きになってくれると信じています。こちらもとても楽しみです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｍ.Ｋ.
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