4月30日(土) 〜つづき〜
◇共同農園<ジャガイモ、ゴボウ、ダイコンの手入れ> 〜つづき〜
続いて、ダイコンがお腹をすかせているようだったので、追肥をしました。間引きも追肥もしたので、次ステージには更に大きく葉を広げていることでしょう。
第2ステージで種を播いたゴボウ。双葉がだんだんと大きくなってきました。ゴボウもネキリムシの大好物。そこで、塾生達が家で集めてきてくれた卵の殻を撒きました。
最後に、ハツカダイコンとダイコンに手作りの自然防虫液を撒きました。
これで、ダイコン大好きのキスジノミハムシも、しばらくの間は寄り付かないはずです。
◇危険生物のはなし
自然界の生物は、外敵から身を守る方法を身に付けており、人間が自分たちを脅かす存在であると察知したときに本能的に襲ってくるものもいます。自然塾での活動を安全に行うため、それら危険な生物との正しい付き合い方や予防法を身に付け、万が一の時の応急処置を学びました。
自然塾周辺でもっとも危険性の高い「ハチ」「アブ」「ブヨ」「毛虫」「毒ヘビ」「クモ」「ツツガムシ」について注意をうながしました。
長袖、長ズボン、長靴など服装のルールを守っていればほとんど防げるので、農作業に出るときには、チームでの服装確認を忘れずにね。
5月1日(日)
◇チーム農園作業
 今日は、半日丸々チーム農園作業です。いよいよ本格的な作付けが始まります。
まずは、今日やるべき作業は何かをチーム全員で話し合いました。塾舎の裏にあるビニルハウスでは、たくさんの野菜の苗たちが、早く畑に着地したいと待っています。
何をやるかが確認できたら、早速畑に出て作業開始です。
このチームは、ワタの種まき、ジャガイモの植え付け、ヒョウタンの手入れなど、7人で分担して声を掛け合いながら作業していました。
トマトの苗を植え付けた後に、1本1本支柱を立てています。昨日共同農園で学んだことを生かしていますね。
マクワウリが病気や虫に負けず、元気に育つよう、手作りの自然防虫液を撒きました。

今までは殺風景だったチーム農園が、どの畑もたくさんの野菜でにぎやかになりました。チームで協力して大切に育てていってください。

 編集後記:

 今ステージも天気に恵まれ、青空の下思う存分畑仕事をすることができました。お茶作りに農作業にと本当に盛りだくさんのスケジュールでしたが、塾生たちは集中して作業をしていました。身体を動かすことの楽しさ、みんなで汗を流して働くことの気持ちよさを体感している塾生が徐々に増えていっていると感じました。今ステージみんなで植え付けた野菜の赤ちゃん。野菜は、喉が渇いてもお腹が減っても、歩いて水や食物を取りに行くことができません。野菜のお母さんになったつもりで、野菜たちの声を聴き、愛情を込めて育てていきましょう。
 また、共同生活の目標であった「整理整頓」に対する振り返りでは、「部屋がきれいになって気持ちよかった」「衣装ケースの中を整理したら、着替えが早くなって、自由時間が増えた」「どこに何があるか探さなくてもわかるようになったので、集合時間に慌てることがなくなった」などの感想が寄せられました。自分のためだけではなく、みんなが気持ちよく安全に過ごせるよう、これからも整理整頓を心がけましょう。また、整理整頓をすることで、物を大切にする心も芽生えると期待しています。

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