ステージテーマ:「ていねいに植え付けをしよう」
 共同生活の目標:「親切な心を持つ 〜その1 相手の気持ちを考えよう〜」

 今回の活動では、レタスとキャベツの植え付け、そしてチーム農園では、各チーム自分達で決めた作物の種まきを行います。作物を育てる第1歩です。この工程を「きちんとていねい」に行うと作物もよく育っていきます。何事にもきちんとていねいに作業ができればよいのですが、このステージの農作業では特に力を入れてほしいのでこのようなステージテーマにしました。また、夜の時間に塾での生活をみんなで気持ちよく過ごせるように、普段の生活をマナー講座で考えてみました。

4月22日(金)
◇夜のつどい
今ステージを始めるにあたって、塾頭さんからお話がありました。
 「何事もていねいに心を込めてきちんと行う。総合塾長が入塾式のときに言っていたことの1つですね。その反対はいいかげん。私達も物事をいい加減にやるといいかげんにしかなりません。すべてのことに対してこのことができるといいのですが、まずは少しずつはじめましょう。
自然にできるようになると本物ですね。」
 ひとつづつ考えて実践してみてください。 
 夜の集いの最後にチーム農園ファイルと種が配られました。各チーム共に種の袋を手にとって作業への楽しみをふくらませている様でした。
4月23日(土)
◇朝の清掃
 共同場所の清掃も3回目になると、だいぶ慣れてきました。掃除中も余裕の表情です。
◇共同農園作業 〜ジャガイモの世話〜
 第1ステージで植えたジャガイモの芽がだいぶ大きくなりました。しかし、しっかりと世話をしなければ立派なジャガイモができません。その第1段階として芽欠き、追肥、土寄せを行いました。
 混み合っているジャガイモの芽から元気の良い芽を2本残して抜いていきます。しっかり根元を押さえずに種芋ごと抜いてしまった塾生もいましたね。しっかりていねいに作業をしよう。
 芽欠きが終わり追肥土寄せです。これからのさまざまな作物にも行う作業なので、塾生たちはしっかり説明を聞いていました。
◇共同農園作業 〜ハツカダイコンの間引き〜
 第1ステージで種まきをしたハツカダイコンの芽を間引きました。
塾生たちはどの芽を間引くか悩みながらの作業です。
「見て!小さく膨らんでいるよ!」
中には膨らみ始めたものもあったようです。

塾生から質問がありました。
「ハツカダイコンは20日でできるんでしょ?何でまだできないの?」
作物は機械ではないので気温や雨の降り具合で成長も変わっていくのですよ。人間の都合だけでは育ちません。わかったかな?

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