女子第１８ステージ

１１月２７日（日）
◇朝食前の瞑想
	１ステージから続けてきた瞑想では、しっかりと正座ができるようになりました。身じろぐこともなく、心落ち着かせて自分の行動を思い出しながら、今日１日を大切に過ごしましょう。
◇大掃除　＜共同場所掃除＞
塾生は毎ステージ土曜と日曜の朝、共同場所掃除を行っていますが、最終ステージでは普段行わない場所まで掃除を行いました。18ステージまでのよごれをしっかり掃除し、気持ちよく5期生に使ってもらえるようにしましょう。
各チームは①食堂、②土間周辺、③２階、④風呂場、の４箇所に分かれて大掃除を行いました。　普段はやらない天井の隅や高いところの埃までしっかりと落としました。
	屋内活動で頻繁に使った食堂の掃除では、エアコンのフィルターもきれいにしました。座布団は布団たたきでしっかりと埃を落とし、床も雑巾がけをしました。
風呂掃除も風呂のふたから浴室の壁、換気扇まで掃除しました。排水溝もふたをはずして中の汚水が流れるところまでしっかりと掃除しました。
◇大掃除＜塾生室掃除＞
大掃除の後半では、塾生たちがもっともお世話になった塾生室の大掃除を行いました。
	高い窓ガラスも拭いてもらいました。倉庫からイスを出して1人が支えてもう1人が窓を拭いていきます。助け合って掃除に取り組みました。

◇１８ステージのまとめ
最後にいつものように塾頭の話を聞いて、活動が終わります。
「この塾で体験したことは５０～１００年前まで当たり前のようにやってきたことで、毎日ご飯炊きや掃除、農作業をしていました。今の世の中そういうことが出来なくなって、貴重な体験になってしまいました。ここでの塾生活は終わりだけれども、違う場所でもここで学んだことを忘れないで実践してほしいです。１人１人、しっかりと行動できる力がついたと思います。」　みんな最後の話をしっかりと聞いていました。ぜひ、実践してください。

編集後記：

　４期生の活動も卒塾式を残すのみとなってしまいました。今回の共同生活の目標では、大切にするものを１人１人塾生手帳に書いてもらいました。最も多かったのが「ともだち」でした。塾生達にとってここで１８回の活動を通して出来たともだちは、学校や地元とは異なる「ともだち」なのかもしれません。塾活動が終わっても大切にしてほしいと思います。
　これまでの全１８回のステージを通して、彼女たちが何を感じ、何を学び取ったのか、塾生本人ですらわからないかもしれません。ただ、都会の生活では得がたい経験をしたことは確かです。この８ヶ月の経験が彼女たちの中で将来どのように活きてくるのか、期待したいと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　K．M．

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