ステージテーマ:「きちんと最後の片づけをして、気持ちよく卒塾しよう!」
 3月に始まった活動も早くも最終ステージを迎えました。最終ステージでは、今までお世話になったチーム農園、共同農園、塾舎、塾生室、道具類を感謝の気持ちを込めてきれいにします。そうすることで5期生に気持ちよく引き継ぐことが出来ることでしょう。卒塾後は各塾生それぞれの道が待っています。きちんと丁寧に片付け、将来への1歩を踏み出しましょう。
また今回は、活動最後の締めくくりとして、餅つきを行いました。

共同生活の目標:全体で策定
 今回も塾生全員で一つの目標を考えました。その結果、「短い日々に感謝の気持ちを込めて○○を(個人策定)大切に過ごす」となりました。空欄には「ともだち」「時間」など、各塾生が大切にしていることを当てはめていました。

11月25日(金)
◇夜の集い
 まず塾頭から、最終ステージを迎えるにあたっての心構えについて話があり、その後全員で今ステージの共同生活の目標を話し合いました。
 「今まで17ステージを終えて、出来たこと、出来なかったこと、楽しかったことと色々な事があったかと思いますが、すべてのことに対して感謝の気持ちを持って悔いを残さない様にステージを過ごしてほしいです。」
 塾頭の話をしっかりと聴く塾生の顔が頼もしく見えました。
 全員で共同生活の目標を策定する事も、3回目ですが、なかなか話がまとまりません。みんな、限られた時間を意識しているのか、その時々を大事に過ごしたいようです。そこで、「短い日々に感謝の気持ちを込めて大切に過ごす」となりました。
11月26日(土)
◇チーム農園作業
 今回が最後のチーム農園作業です。残っている作物は全部収穫して、入塾時のようにきれいにしてもらいました。きっと塾生達にとっては、ただの「チーム農園」という畑ではなく、18ステージまでの様々な思い出が詰まった「自分達のチーム農園」になっていることと思います。塾生は感謝の気持ちを込めて片付けをしました。
   18ステージの間お世話になった畑をきれいに耕しました。
 チーム農園でみんなは野菜をどれくらい収穫したのでしょうか?この畑で育てた野菜は、みんなおいしく食べたことと思います。
 チーム農園のまわりに張った、鹿などの動物よけネットも外しました。チーム農園を1周囲ってあるので、各チームからネットの片付け担当に出てもらい、協力してネットを外しました。 
 最後の最後まで粘って育てたハクサイが大きくなりました。大収穫ですね。1人1株づつ持ち帰りました。
 最終的にやり残しがないかチェックをしています。「チーム農園の周囲にも、竹、杭、ロープやひも、ネット、その他異物などは落ちていませんか?」などの細かいところまで見てもらいました。
 これで、来年の5期生も気持ちよくチーム農園作業が出来ることと思います。
 チーム農園の収穫・片付け・整備がすべて終わったら、塾頭さんの確認を受けて塾に返還します。お世話になったチーム農園に感謝の気持ちをもってお別れです。
 このチームは大きく育ったメキャベツを自宅に持ち帰り、育てるそうです。どのように持ち帰るか検討した結果、このようにダンボールに入れ背負って帰ることになりました。つまり、この格好で電車に乗って帰ります。
 自分達が育てた野菜は、ここまでして持ち帰りたいという思いになるのですね。

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