11月19日(土) 〜つづき〜
◇餅つき
 18ステージの活動の締めくくりとして、餅つきを行いました。
 餅つきに先立ち、塾頭さんのお話をいただきました。昔から、物事の節目節目に餅つきは行われてきたこと、餅のように粘りのある人間になるように、願いを込めてつきましょう、とのお話をいただきました。
 杵を持つのがはじめての塾生も多く、最初はうまくつけなかった塾生も、徐々にこつをつかみ、心地よいつき音を響かせるようになります。最初はもち米の粒っぽさを残していた餅も粘りをまし、湯気をたてておいしそうな餅になってきました。
 つきあがった餅は、丸めてお汁粉に入れました。のんびりしていると固くなってしまうので、てきぱき行います。
 つきたてのお餅を入れたお汁粉を、さっそくおやつの時間にいただきました。お汁粉も塾で収穫したアズキを使い、塾生たちはおいしい自然の恵みを堪能していました。
◇オカボ畑の寒起こし(株掘り返し)
 おやつの後は、オカボを刈った跡地で、残っているオカボの株を掘り返して土に埋める作業を行いました。
 この作業は、オカボの株を早く土に戻し、来春すぐ作物を植えつけられるようにすることと、オカボ畑は傾斜地の畑であることから、耕作によって下方に落ちてしまった土を元に戻してあげることを目的としています。
 一見地味な作業ですが、畑の土を守り、来年度につなげていく、という意味から、大切な作業です。
塾生たちが自然塾でクワを使うのもこれが最後となります。みな、慣れた手つきで作業を行っていました。
◇卒塾式の歌の練習
 卒塾式では、全員で歌を斉唱します。今回は卒塾式に備えて歌の練習を行いました。伴奏もピアノの弾ける塾生が行ってくれました。本番でも心を込めて歌ってください。
◇自分の荷物の荷造り
 これまで2週間ごとに自然塾に通っていましたが、後は卒塾式を残すのみとなります。塾に置いてあった荷物も、家に持ち帰らなければなりません。塾生たちは、持ち帰る荷物、送り返す荷物の荷造りを行いました。
◇リーダー会議
 ステージ中、土曜日の夜に行われてきたリーダー会議も最終回を迎えるにあたり、チームリーダーをやってきた感想を出してもらいました。みんなをまとめるのに苦労した、いろいろなことが学べた、いい経験になった、などの感想が出されました。チームリーダーを務めた皆さん、この経験をこれからも生かしていってください。

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