ステージテーマ:「自然の恵みに感謝し、野外調理でチームの味を楽しもう!」

 今年も一年、自然に恵まれ、四季折々の野菜の収穫に恵まれました。そのことを塾生たちが再確認し誇らしく思えるように、そしてこの豊富な食材をもっと活用して取れたての野菜の素晴らしさを知ってもらえればと思って「収穫祭」を開催しました。午前中は、取れたての食材をたっぷり使った料理大会を実施しました。午後は、伝統的な奉納相撲の大会を行ないました。

 共同生活の目標:全体で策定
 前ステージに続いて今回も、塾生全員で一つの目標を考えてもらいました。その結果「自分勝手な行動しないで、自分にきびしくする」となりました。

11月11日(金)
◇夜の集い
ステージを始めるにあたって、塾頭からお話がありました。
『今ステージは秋の「収穫祭」が予定されています。人はいつの間にかそれを当たり前のように勘違いしてしまいますが、作物を収穫できることに対して、自然への感謝の気持ちを忘れてはなりません。そして自然塾に元気で送り出してくれる自分達の家族にも感謝しなければいけません。』
明日行われる収穫祭での、各人の役割を分担しました。野菜の収穫から火起こしまで、明日は朝から大忙しです。
続いて共同生活の目標を、全員で決めてもらいました。今回はなぜかリーダーから指名されたサブリーダー達が司会進行してくれました。
11月12日(土)
◇収穫祭 <味噌の開封>
第5ステージに仕込んだお味噌が熟成し、いよいよ今ステージから食することになりました。今日の収穫祭で作る「ごった煮汁」で初めて味わうこととなります。お味噌の作り方を教わった、ボランティアの先生に来ていただき、お味噌の開封式を行いました。
『お味噌を作るときにはもったいないからこぼさないように、無駄にしないように気を付けましたね。「もったいない」は日本人が昔から大切にしてきた精神です。卒塾してからも忘れないでくださいね。』
そうっと蓋を取ってみます。樽に詰めたときと比べると、色が濃くなり、お味噌の良い香りがしています。
少し味見をしてみました。「美味しい〜!」と言ってたくさん味見している塾生もいました。お味噌の先生が持ってきてくれていた2年物のお味噌も味見させてもらいましたが、より熟成が進んでいるためか、味に深みがありました。
◇収穫祭 <食材の収穫>
まずは昨日決めた役割分担に従い、畑に野菜を収穫しに行きました。
空が抜けるように青くて気持ち良い天気に恵まれました。ネギも青々と美味しそう。
お鍋には欠かせない、ハクサイとダイコンも収穫しました。
◇収穫祭 <調理開始> 
いよいよ各チームに分かれて、調理を開始しました。
ゴボウを包丁でささがきにする、という難しい技にも挑戦しました。何しろ8ヶ月間食事当番で鍛えてきましたから、みんな自信をもってやっています。

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