ステージテーマ:「自然の恵みに感謝し、野外調理で各チームの味を楽しもう!」
 今年も一年、自然に恵まれ、四季折々の野菜の収穫に恵まれました。そのことを塾生たちが再確認し誇らしく思えるように、そしてこの豊富な食材をもっと活用して取れたての野菜の素晴らしさを知ってもらえればと思って「収穫祭」を開催しました。午前中は、取れたての食材をたっぷり使った料理大会を実施しました。午後は、伝統的な奉納相撲の大会を行ないました。

共同生活の目標:全体で策定
 前ステージに続いて、今回も塾生全員で一つの目標を考えてもらいました。その結果、「チームに関係なく全員で協力して作業する」となりました。

11月4日(金)
◇夜の集い
ステージを始めるにあたって、塾頭からお話がありました。
 現在の日本では、物が豊富になり一通り何でも手に入ります。しかし、我慢をした後に欲しかったものを手に入れる喜びや感謝の心を学びにくくなっているとも言えます。もう一度、感謝の心について見直してみましょう。
 次に共同生活の目標の策定をしました。塾生活も残りわずかになりましたので、卒塾に向けて塾生全員で目標を1つ決めてもらいました。リーダーだけでなく、全員で中央に集まって話し合いました。
 その後、収穫祭の各パートにおける担当を決めました。誰が何を収穫するのか、具材の切り込みは?火起こしは?みんな何だかとても楽しそうです。
11月5日(土)
◇収穫祭 <味噌の開封>
 5月の第5ステージに自分たちで作った味噌の樽を開封しました。その時のお味噌の先生にも来ていただき、事前レクチャーを受けました。
 密封しきれずに入った空気や樽に付着した雑菌が夏の湿気で繁殖したカビをすくい取りました。きれいに封をしたつもりでも結構カビが生えていました。その後、野外調理で使う分だけ、味噌を取り分けました。
◇収穫祭 <サツマイモの収穫>
 農業指導の先生から10年に一度見る事ができるかどうかという珍しいサツマイモの花が咲いていることを教えてもらいました。
 ← これがサツマイモの花。
 サツマイモは、探し掘りという方法で道具を使わず収穫しました。この方法だと、芋の皮を傷つけないので長期保存に向いているのです。
 今年は実りが悪いと覚悟していたのですが、数量こそ少ないものの、一つ一つは立派な大きさの芋が採れました。掘り出した塾生も嬉しそう。

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