ステージテーマ:卒塾に向けて準備を始めよう。

 塾活動も残り4ステージを残すのみとなりました。今ステージでは卒塾時に塾生に配られる卒塾アルバムのチームページを作成を開始するなど、実際の準備が始まるほか、卒塾に向けた、残り少ないステージを有意義に過ごすための心の準備を始めてもらうため、卒塾に向けて準備を始めよう。というステージテーマで活動を行いました。

 共同生活の目標:全員で策定→→→残り少なくなった塾生活を(すべて)あきらめずに大切に過ごす!
に決定

 13,14ステージとチームごとに共同生活の目標を決めてもらい、自分たちで自分たちの問題を意識し努力してもらいましたが、塾生たちにはより高いところをめざしてもらいたいことと、チームごとの競争ではなく、市村自然塾の仲間全員で目指すところをしっかり認識してもらいたいため、今ステージでは全員で共同生活の目標を決めてもらいました。

10月14日(金)
◇共同生活の目標策定
みんなで共同生活の目標を決めてください、との呼びかけに対し、はじめは戸惑っていた塾生ですが、リーダークラスの塾生が率先して動いて話し合いを始めました。その結果、残り少なくなった塾生活を(すべて)あきらめずに大切に過ごす!と決まりました。彼女たち自身共同生活を通じてさまざまなことを学んで実行してきましたが、卒塾を目前にして、物足りないこともやり遂げようという意欲の表れでしょう。なお、目標が漠然としないように、各自特に何に対してこの目標を頑張るのか、を塾生手帳に書いてもらいました。
10月15日(土)
◇ダイコン・ニンジンの世話と収穫
13ステージでしっかり世話をしたかいがあり、ニンジンもかなりのびて窮屈になってきました。このままでは太れないので、間引きをしました。(間引きしたニンジンは、夕食のきんぴらになりました。)
間引きしたばかりのニンジンをパクリ。そのまま味見をしました。ニンジンそのものの香りと味を味わった感想はどうだったかな?
ダイコンはすでに収穫時期をむかえたものもあります。おいしいときにおいしいダイコンを味わってもらいたいので、抜いたダイコンをお土産に持って帰ってもらいました。家に帰っておいしくいただきながら、家族の会話がはずんだのではないでしょうか?
◇秋野菜の世話
秋野菜もぐんぐん成長しています。まだまだ伸びるのでしっかり世話をしてあげましょう。また、人間がおいしくいただくためにハスモンヨトウなどの害虫には犠牲になってもらわなければなりません。いただきます、という言葉には、自然の恵みに対する感謝の気持ちはもちろん、人間のために命をいただいた生き物に対する意味も含まれているといえるでしょう。
まずは肥料が切れないように、追肥と土寄せを行いました。
しかし、秋野菜の葉っぱは虫食いだらけです。今年はハスモンヨトウという害虫が大発生しているということで、放っておけばみんな食べられてしまいます。化学合成農薬は使わずに安全な野菜を育てるには、ひたすら虫をとるしかありません。

葉っぱの裏をめくって。。。
つかまえた。

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