ステージテーマ:「自然を知り、己を知る」

 今ステージは、塾舎の裏手にある標高758mのシダンゴ山ハイキング。「山登りを通して新たな自分と出会ったり、自分の体力を試す」。また、普段活動している畑を離れ、違った自然に触れることで「自然と人間との関わりを再認識し、自然への感謝の気持ちを持つ」ことを目的とし、道中では様々なプログラムを行う予定でした。
 しかし、当日は深夜からあいにくの雨で、山へのハイキングはやむなく中止となり、雨天時の予定に切り替えての活動となりました。


 共同生活の目標:チーム毎に策定


 前ステージに引き続き、これまでの塾生活を見つめ直してもらい、卒塾に向けて残り少ない日々を実り多いものにすべく、チーム毎に考えてもらいました。

9月23日(金)
◇夜のつどい
一緒に山に登って下さるボランティアの方から、ハイキングの目的や山と人間との関わりについてお話がありました。
ボランティアの方が、山に下見に行って見つけたキノコを見せてくれました。
冷たくしっとりとした手触りに、思わず悲鳴をあげる塾生もいました。
◇共同生活目標の策定
 前ステージと同様、共同生活の目標はチームごとに話し合って決めました。
今回は、始めにチームの中で、各々が困っていることや抱えている問題を出し合いました。それをどうやって解決し、よりよいチームにしていくにはどうしたらよいのかという観点から目標を立てました。
A:協力する
B:暴力をふらない
C:朝はてきぱきする
D:農作業をしているときにサボらないでキチン  とやる

目標と合わせて、それを達成するための具体的な方法を発表してくれたチームもありました。
9月24日(土)
◇ハイキング中止
深夜から降り続いた雨。玄関につるした「てるてるぼうず」の笑顔もむなしく、シダンゴ山へのハイキングは安全を配慮して中止になりました。
やむなく、日中は雨天時のプログラムに切り替えての活動となりました。
◇雨の自然散策
午前中は、雨の自然散策に出かけました。五感で雨の中の自然を感じましょう!
新たに、森の達人である3名のボランティアの方々が合流して下さいました。

「今日一日、よろしくおねがいします!」
合羽を着ていざ出発!!
しかし、その頃には雨はやみ、散策に出かけている間中、雨に降られることはありませんでした。。。
近くの川原で一休み。
やっぱり子供たちは水が大好きで、遊び出したら止まりません。次々と色々な遊びに発展させていました。
道中、すっかり上がってしまった雨に、「これなら山登れたのにぃ〜」、「今からでも登りたい!」などの声が聞かれました。

おやつの煎餅をかじりながらも『無念』の表情?

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