ステージテーマ:「秋の収穫に向けて汗を流そう!」

 9月に入ってから朝晩が涼しくなりました。季節は徐々に秋に向けて移り変わっています。自然塾の畑も、夏の畑から秋の畑へと変えていきます。
 しかし、朝晩が涼しくなったとはいえまだ日中は暑く、今回のステージもつらい作業になる事が予想されました。そこで塾生達には、今まで塾で体験したことを生かして、汗を流しながら秋の収穫に向けて農作業に励んでもらうようテーマを掲げました。

 共同生活の目標:チーム毎に策定


 前ステージに引き続き、これまでの塾生活を見つめ直してもらい、卒塾に向けて残り少ない日々を実り多いものにすべく、チーム毎に考えてもらいました。

9月9日(金)
◇夜のつどい
 始めに、木全塾頭から話がありました。
「9月に入って、秋野菜の世話が始まります。これまでに経験してきた事を生かして、愛情を持って育ててください。」

 さらに、総合塾長のお話のうちの2つ、「よくかんで食べる」、「心を込めて丁寧にやる」ことの話をして、塾生達に意識して行動をするよう呼びかけました。
◇共同生活目標の策定
 前のステージと同様、チームごとに話し合って決めました。前回とはまた違う目標が掲げられました。
A:整理整頓をきちんとする。
B:ものを大切にする。
C:何事も5分前行動。
D:何事も丁寧にやり、やるべきことをやる。

 前回の目標も引き続き意識して行動できるでしょうか?
9月10日(土)
◇共同農園作業 <ゴボウの観察>
 本来であれば、このステージに汗まみれ、泥まみれになってゴボウを収穫する予定でしたが、ゴボウが思うように成長しませんでした。なぜ成長しなかったか、農業指導の先生と一緒に考えました。
 「はじめは水不足で育たないと思ったのですが、後から播いたサラダゴボウも成長しませんでした。土のphも中性を示していてゴボウを育てるのには最適でした。残る原因は病気です。連作障害が考えられます。」

 塾生達は残念な表情。簡単にはいかない農業の難しさ、自然の摂理など考えさせられたのではないでしょうか?
◇共同農園作業 <秋野菜の手入れ その1>
 12ステージで植えつけた秋野菜の手入れをしました。追肥、土寄せ、雑草とり…どの作業も欠かすことが出来ません。秋の収穫に向け作業しました。
 春にもキャベツ、レタスの世話はしているので作業は順調にすすみました。忘れてしまった塾生もいましたが、少しのアドバイスで思い出しました。今までの経験が生きていますね。
 もう、アオムシが葉を食べています!小さいうちにしっかりと捕まえておきましょう!
◇共同農園作業 <秋野菜の手入れ その2>
 隣の畑に行き、今度はダイコン、ニンジンの畝周りの雑草取りです。雑草も小さなうちにとっておくと作業が軽減します。

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