7月31日(日) 〜つづき〜
◇テント干し
朝食の後、テントに運び込んだ荷物を出し、テントを裏返して干します。雨が降らなくても、テントの底面は湿ってしまうのでこのようにしてまずテントを乾かすのです。したがって、この時点ではまだテントはたたみません。
◇塾生企画 宝探し迷路・仮装大会
宝探し迷路企画グループは塾舎の裏の竹林に迷路を作って企画を行いました。
竹林迷路には、チェックポイントがあり、企画チームの塾生が待機しています。そこでクイズに答え、正解したらスタンプをもらえます。全部のスタンプがもらえたら、お楽しみの賞品がもらえます。参加者は迷路を行きつ戻りつ企画を楽しんでいました。
竹林に足を踏み入れたことのない参加者も多く、企画に参加しながら、竹林を堪能していただいたようです。
仮装大会企画グループは塾庭で企画を行いました。
この日のために、いろいろな変装道具を集めました。企画がはじめると塾生のお父さんお母さん方や兄弟姉妹が参加し、奇妙な人物や変装したかわいらしい子供が次々出現。会場を沸かせました。
◇流しソーメンの樋作り・昼食タイム
この日お手伝いいただいたお父様方には、塾の裏の竹林から竹を伐り出し、昼食の流しそうめん用の樋作りを行っていただきました。
伐りだした竹をなたで二つに割った後、金槌を使って節を落とし、水が流れるようにします。また、樋を支える三脚は高さを調節して竹で組み、うまく水が流れるように樋を固定します。
暑い中の重労働ですが、普段なかなかできない作業に担当のお父様方は熱中していました。
樋が完成し、無事水が流れるのを見届けた時の充実感は何ものにも代えがたいでしょう。皆さん完成した樋のまわりに集合して、笑顔で記念撮影に収まりました。
流しそうめん(厳密に言うと流し冷麦だったのですが)を楽しむ塾生やその家族たち。

この冷麦も塾で収穫した小麦を加工したものです。

おいしかったかな?
◇活動のまとめ・テント撤収と会場片付け
 楽しかった親子大会もいよいよ終了です。昼食後塾生は塾庭で塾頭さんのまとめの話を聴いたあと、テントや会場の片づけを行いました。保護者の方々は、食堂で塾スタッフとの意見交換を行いました。
昼食後、塾庭で塾頭さんからステージ終了に当たってまとめのお話がありました。

しかし、今回はこれで終了ではありません。この後、テントの撤収や会場の片付けまで行って、親子大会が終了します。
塾庭で使ったテーブルやイスをきれいにして片付けました。途中から保護者の方々にも手伝っていただき、きれいに会場を片付けることができました。

なかなか息の合ったリレー作業ですね。

編集後記:

 市村自然塾関東の全18ステージの内、親子で活動を行うのは夏の親子大会だけです。このイベントのために塾生もスタッフもさまざまな準備をしてきました。今回は土曜日の朝方一時雨が降りましたが、それを除けば天候に恵まれ、予定通りに親子大会を行うことができました。
 塾生にとっては親子大会も全18ステージを通じた活動の一環であり、親子でともに塾で過ごすとはいっても、自然塾の理念にのっとり、今まで身につけてきたものをいかんなく発揮し、その成果を保護者の皆様に見ていただなければなりません。また、親子大会ならではのプログラム、たとえば塾生企画や発表、あるいはテント生活などを通じて、塾生の力を一段と伸ばすよい機会でもあります。
 また、保護者の方々においては、塾生の成長を感じ取っていただく絶好の機会であり、同時に塾活動にさまざまな形で参加もしていただくことによって、市村自然塾関東を実際に知っていただく場ともなります。
 普段慣れない活動のため、塾生・保護者とも若干戸惑う場面もありましたが、親子大会全体を通じてそれぞれがそれぞれの活動に真剣に取り組み、思い切り楽しんでいただけたように思います。この活動を機に、塾生たちにはさらにステップアップを、また、ご家庭での会話を通して市村自然塾で学んだことを家庭や社会でも実践し、身に着けていっていただけたらと期待しております。
                                                                  T.K.
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