ステージテーマ:「親子大会で今までの成果を発表しよう!」
 共同生活の目標:「みんなで協力して気持ちよく保護者を迎えよう。」


 夏本番を迎えるこの時期、市村自然塾関東では恒例の親子大会が行われます。親子大会は、日頃自然塾に来てさまざまなことを経験し、頑張っている塾生の姿を保護者の方々に見ていただく機会であり、親子のふれあいの場として、また、塾生企画などを通して日頃の感謝の気持ちを込めて保護者を招待する、といった目的をもって行われます。
 ステージテーマの「親子大会で今までの成果を発表しよう!」、共同生活の目標の「みんなで協力して気持ちよく保護者を迎えよう。」は、その目的通りのテーマであり、目標となります。

7月29日(金)
◇チーム農園発表準備・塾生企画最終準備
 夜の集いで塾頭さんから親子大会の目的と心構え、夏時間に対する注意などのお話があり、その後、明日予定されているチーム農園の発表準備と塾生企画の発表や最終準備を行いました。
各チームはステージごとにチーム農園ファイルにチーム農園で行うこと、行ったこと、気づいた点などをつけています。明日保護者の前で自分たちのチーム農園を発表するにあたり、今までの記録を振返りながら、どのように発表するか話し合いました。
7月30日(土)
◇チーム農園作業
 今ステージから夏時間となり、朝5時30分に起床、6時から農作業となります。これは、夏の暑い時期、涼しい時間に農作業を行うお百姓さんの知恵を取り入れたものです。
 今日は保護者の皆さんに自分たちのチーム農園を知ってもらう発表が待ち構えています。自信を持って自分たちのチーム農園を紹介できるよう、塾生たちは作業に余念がありませんでした。
2週間前に抜いたのにまた茂っている雑草を抜いたり、刈ったりして、チーム農園をきれいにしました。もちろん、肥料をやったり、ネットを張ったり、防虫液をまいたり、他の世話も怠りません。
完成したチーム名の看板を立て、自分たちのチーム農園をアピールするチームもありました。
◇テント設営
今晩は保護者に塾舎へ泊まっていただき、塾生はテントに泊まります。塾生全員で協力し、塾庭にテント村が出現しました。
◇オリエンテーション・浜田総合塾長のお話・塾生企画発表
保護者の方々も到着し、食堂で親子大会のオリエンテーションが行われました。
テント設営が終わった塾生にも食堂に集まってもらい、親子揃ったところで、浜田総合塾長のお話をいただきました。
市村自然塾は、塾生にとって第二の家庭のようなものであること。塾では日本人の先祖の方々が日々行っていたことを行っており、それを行うことでさまざまなことが身につくこと。暑い、寒い、疲れた、めんどくさいといった言葉は、自分から口に出しても何もよいことはなく、使ってはいけない言葉です。といったお話がありました。
浜田総合塾長のお話の後、塾生には塾生企画の発表をしてもらいました。親子大会中に行う自分たちが計画し準備した企画にできるだけ多くの人に参加してもらうよう、各グループでアピールしました。
◇チーム農園発表
 食堂で塾生企画発表を行った後、塾生は各チームのチーム農園に移動し、保護者の方々に自分たちの畑について発表しました。
 チーム名やメンバー紹介、育てている作物、さらに成功したこととその理由や失敗したこととその原因などを発表しました。
 保護者の方々からは質問もありましたが、自分たちが入塾以来かかわってきたチーム農園ですから、塾生たちは堂々と発表していました。

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