◇総合塾長のお話
５月１４日（金）　　５月１５日（土）　　５月１６日（日）
浜田総合塾長が、塾生の様子を見に来てくださいました。朝食を一緒にいただいた後、大切な４つのお話をしていただきました。
		①食事時、出されたものを全種類よく噛んでいただくこと。②作業をきちんと丁寧にやること。 ③善い心（＝親切）を育てること。 ④「お蔭様で」・・・善いことは周囲の協力の賜物であること。自然塾では、以上4つのことを心に刻み、身に付け、心と身体を鍛えていきましょう
◇ﾁｰﾑ農園作業
生憎の雨天。予定していた外での作業が出来ませんでしたが、作物を観察したり屋内で出来る作業に切り替えたりと、各チーム工夫して計画を進めていました。また、前日から、時間を見つけては作物の手入れをしていたチームもあり、作物に愛情をもって接している姿に感心させられました。
		2週間ぶりに作物と対面。このチームは、前ステージに植え付けたメロンが病気にかかっていることを発見しました。雨の中、心配そうに見つめています。
このチームは、畑に播くつもりだったトウモロコシの種をポットに播き、ハウスの中で苗を育てることにしました。
◇畑の看板作り
必要な作業が終わったチームから、チーム農園に立てるチーム名・作物名の看板を作りました。
		いつもにぎやかな塾生達も、刃物を使うときは、真剣に集中していました。鋸や金槌は使い慣れているようで、安全に作業ができました。
各チームカラフルな看板ができあがりました。次ステージ畑に立てるのが楽しみだね。

　編集後記：

第５ステージを終えて、徐々に「進んでできる」「自分達のことは自分達でできる」ようになってきているように感じます。前ステージで最後まで守れなかった集合時間も、１回を除いては時間前にきちっと集まることが出来ました。「遊ぶ前に、次の活動に必要な道具を揃えておく」、「寝る前に、次の日の服を準備しておく」などの工夫も生まれています。しかしながら、チームリーダー会議では、「カードゲームなどの遊びに夢中になりすぎていて、やるべきことをやらない人がいて困っている」という声が上がりました。このことに関しては、「カードゲームを禁止にすれば問題が解決するわけではない。各チームメンバーにもう一度話をして、禁止にしないでなんとか自分達の力でやってみます」というリーダーの声に期待して、見守っていこうと思います。

これからは、ひとつひとつの動作・作業を『きちんと、丁寧に』やるように心がけましょう。そして、相手や作物を思いやる気持ちが育てば、自ずと、心を込めて掃除をしたり農作業をしたりできるようになると確信しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　N.Y

ご意見、ご感想等ございましたらこちらまでおよせください。→　E-Mail：isk@szj.jp