4月16日(金)

  
17日(土)

  18日(日)

◇共同農園作業 〜キャベツ・レタスの植え付け(定植)〜
今回の共同農園作業では、自然塾の温室で育てたキャベツとレタスの苗を畑に植え付けました。最初に農業指導の先生から、今回は野菜への愛情をかけてやる大事な第一歩ですというお話があり、作業をはじめました。
今までは作業をする場所をスタッフが決めていましたが、今回は畝を立てる場所を測るところから塾生で行いました。
畝幅や通路幅をメジャーで測って竹で目印を立て、畝を立てる場所に目安となるひもを張っていきます。
畝立て場所へひもを張り終わったら畝立て作業です。クワを使うのは3回目とはいえ、まだまだ思うような畝はなかなかできません。
この日は気温がグングン上がったこともあり、早くもばて気味の塾生も見られました。
畝が立てられたところで、いよいよ定植作業開始です。キャベツ、レタスそれぞれにあった株間を測りながら植え穴を掘り、一株一株大切に植えつけました。株のまわりには肥料と、害虫であるネキリ虫対策の卵の殻をまき、最後にたっぷりと水をあげました。各チームのメンバーで役割を分担して作業を行いました。
◇昼間の星観察 
金曜日夜の星の観察会が、遅い時間となって金星が見られなかったことから、ボランティアの方が昼の時間を使って昼間の金星を見せていただきました。
◇あしおとツアー
作物は足音を聞いて育つ。すなわち、頻繁に作物の様子を見てまわり、こまめに世話をすることが何よりも大切なこと、ということから、市村自然塾関東では、作物の様子を見て回ったり、様々な世話をしてまわる農作業の時間をあしおとツアーと名づけています。今回は春の自然を満喫するという目的も含め、チームごとに分かれてそれぞれの課題をこなす形式で行いました。
このチームは、最初にホウレンソウの間引きを行いました。混んでいるところを抜いていってやらないと大きく育ちません。うまく間引けたかな?
この間引き菜は、さっそく味噌汁の具として食卓に上がりました。
ジャガイモの観察をして、スケッチをしています。ジャガイモの成長にばらつきがあったため、世話をするのはもう少し先になりそうです。
課題の中には、スイバという野草をかじって感想を書く、というものがあり、塾生たちは、すっぱい!すっぱいけどうまい!と、道端に生えているありふれた野草が食べられることに興味津々でした。
◇共同生活のマナー講座
ボランティアの方から、エチケットやマナーについてにお話していただいたあと、「どうしたら自分もみんなも気持ちよく過ごせるか」について塾生活の各場面ごとに、みんなで頑張ってやろう、ということと、やらないよう気をつけよう、ということに分けて考えて紙に書き出し、発表しました。
チームごとの発表では、電車の中でお年寄りに席を譲ることや、お風呂の中で騒がないこと、寝るときは静かにすること、農具を安全に使うこと、食事時のマナーを守ること、人の話をよく聞くことなどがあげられました。発表することを書き出した紙は各チームの部屋に貼ります。頑張って実行していってください。
◇一ヶ月間の振り返り 
市村自然塾の共同生活の考え方、体験してもらうこと、学んで(気づいて)欲しいこと、3つの心・2つの力について、塾頭さんからお話があり、活動開始から1ヶ月目の振り返りをしました。

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