4月9日(金)

  10日(土)

  
11日(日)

◇共同生活
起床後の塾生室の風景。自分たちが寝ていた布団を片付けています。次に布団を使う人が出しやすいように、折り目の方向を揃えて押入れにしまいます。
自分の背よりも高いところに1人でしまうのは、なかなか大変な様です。
「自分の布団を自分だけで敷いたり片付けたりする」のではなく、「みんなの分をみんなで協力してやる」という意識が持てるようになると、
お互いにやりやすくなるのではないかと思います。
◇塾活動
活動中に万が一発生するかもしれない非常時に備え、塾生の安全を確保するため、避難訓練を行いました。震度6強の地震発生を想定しての訓練です。
「お・か・し・も(押さない・駆けない・しゃべらない・戻らない)」という合言葉のもと避難しました。
各塾生室から、緊急避難場所の塾庭まで避難しました。2次災害として、火災が発生したことも想定しての訓練だったため、煙を吸い込まないように手持ちの布で口元を押さえ、低い姿勢で移動しています。
3分弱の間に、全員無事避難することができました。
避難訓練の後、普段生活している塾舎に潜む危険場所と、危険な行為について話し合いました。塾生室のイラストを使ったり、実際に塾舎内を回ったりしながら、「どこがどのように危ないか」想像しながら探しました。
塾生からは、たくさんの「危険」が挙げられました。それらの危険を避けるには、その場所をなくすことではなく、「自らの判断で気をつけることが大事である」。という気づきが生まれました。
<おまけ>
◇自然塾の遊び
「泥だんご名人」のスタッフと一緒に、光る泥だんご作りに挑戦しています。「泥だんごによい土」を求めて、畑まで走っていった塾生もいました。
さて、名人に勝る、光り輝く泥だんごを完成させる塾生は現れるのか!?
塾舎前の斜面で芝滑り。
牛糞堆肥の袋の中に入って滑ることを思いつくなんて!!自然塾の塾生ならではですね。

 編集後記:

 ステージの始めに、「声をかけ合おう!」というテーマに対し、この3日間で「自分は何をして、どう感じたか」を塾生手帳に書くよう呼びかけました。最後に数人の塾生に読ませてもらったところ、「戸惑っている子に、シャワーの使い方を教えてあげた。なんだかすっきりした」「塾の友達と初めてあだ名で呼び合い、本当の友達になれたようでうれしかった」などと書いてありました。家からも普段の生活からも遠く離れたこの土地で、塾生たちは少しずつ、しかし着実に前進しています。大人でも辛いゴボウの穴掘り作業では、塾生たちのやる気と持久力に驚かされました。
また、生活面では、一度教わったことは進んできちんとできていました。まだ、スタッフの手を借りる面もありますが、リーダーやサブリーダーを中心に、チームがまとまることで、「自分たちのことは自分たちでできる」ようになることを期待しています。

これからもお互いに声をかけ合い、楽しい時も苦しい時も、かけがえのない仲間と共に成長していきましょう。
                                                                               N.Y

ご意見、ご感想等ございましたらこちらまでおよせください。→
 E-Mail:isk@szj.jp



このページのTOPへ