4月9日(金)

  
10日(土)

  11日(日)

◇共同生活
朝食前に、チームごと塾生室と共同場所(トイレ・風呂・下駄箱など)の掃除を行います。
このチームは、トイレ・洗面台・廊下・階段を6人で分担して掃除しました。スタッフにやり方を教わりながら、ピカピカにしあげました。特に、トイレ掃除は2回目ということで、てきぱきできました。
◇共同農園作業
ゴボウの種まきをしました。ゴボウは、土の中に長く根を下ろす根菜で、土が硬いと股割れしてしまいよく育ちません。そこで、種まきの前に畑を深く掘り、その土をふわっと埋め戻します。
準備体操でしっかり身体をほぐした後、塾生たちはスコップを片手に、意気揚々と畑に向かいました。
長さ20メートルの畑に1列に並び、幅80センチ・深さ60センチの細長い大きなお風呂を作るイメージで穴を掘りました。
穴が深くなると同時に、掘り出した土の山も高くなっていくので、土を上げるのがだんだんきつくなります。本当に「根気」のいる作業です。
顔を真っ赤にして、汗を流しながら掘り続ける女子塾生たち。頼もしく思いました。
塾生たちの頑張りで、結局、1メートルもの深さの穴が掘れました。
おやつ休憩をはさんで、今度は穴の埋め戻し作業です。「せっかく苦労して掘ったのに、なんだかもったいない」と言う声も聞こえました。
そして、完全に穴を埋め戻した後、鍬を使って平らな畝を作りました。
ようやく種まきです。初めて目にするゴボウの種。大切そうに手のひらに載せ、「小さーい」「おもしろい模様がついてるー!」などいろいろな感想が飛び出しました。
そして、「15センチ間隔に指で穴を開ける人」と「その穴に種を播く人」の2人1組になり、丁寧に種を播いていきました。

作業後、「穴掘りの努力が実を結んで、長いゴボウが収穫できればよいなぁ。」と塾生手帳に書いている塾生がいました。
◇チーム農園作業
今回は実際の作業はせず、第1ステージで決めた「育てたい作物」について、種まき・収穫の時期や必要な面積などを詳しく調べ、チームの計画をまとめて発表し合いました。
「何種類かの育てたい作物を、どのように配置して植え付けたら限られた畑を有効に使えるのか」各チーム知恵を絞っていました。
実際に畑に出て、測って印をつけながら各作物の場所を決めているチームもありました。

いよいよ第3ステージから種まきや植え付けが始まります。この話し合いや計画を生かし、チームの協力で夢を実現させて下さい。
◇共同生活のマナー講座
夜の塾活動の時間には、エチケットやマナーについてボランティアの方にお話していただきました。そして、「お互いに気持ちよく安心して生活するためにはどのようにしたらよいのか」みんなで考えました。
最後に、チームごと、塾生活の中で「守るマナー」と「やらないこと」を紙に書き出し発表しました。
「あいさつをする」「眠る時間は静かにする」「相手が嫌がることをしない」など、みんなが出してくれたことを守って生活すれば、思いやりや感謝の気持ちに満ちた楽しい自然塾になりそうだね。
◇リーダー会議
チームの話し合いにより、リーダーとサブリーダーが決まりました。これから毎ステージ、リーダーが集まって会議を行い、チーム間の情報交換をします。
第1回目は、各チームリーダーの顔合わせです。塾頭から、「自らが模範を示すことによって、チームメンバーが安心してついていけるようなリーダーになって下さい」というお願いがありました。

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