3月26日(金)

  
27日(土)

  28日(日)

◇共同生活
起床から朝食までの時間に、塾生室の掃除、共同場所(トイレ・廊下・風呂など)の掃除を行います。自然塾での初めての朝に、塾生は少々興奮気味で、5:30から起きている子もいました。
朝6:30に起きて布団をたたみ、きちんと折り目をそろえて押入れに入れます。布団が大きくて重いから、協力してやると良いかもね。
下駄箱の靴を全部出して、掃き掃除をします。置いてある”すのこ”にも雑巾をかけます。
みんなが共同場所の掃除をしている時、食事当番は朝食の準備をします。7:40の朝食に間に合うように頑張らないと!気合い十分だったこの日の食事当番のおかげで、時間通りに食事をすることができました。
食事当番の1人が、30人分のご飯を羽釜で炊きます。炊き始めが肝心だから、しっかり扇ごう!釜で炊いたご飯は、ふっくらしていて良い香りがしました。
◇共同農園作業
共同農園はみんなが自然塾で食べるためのものを作る畑です。だから、食べるためには働かなくていけません。今ステージは、食卓には欠かせない食材である、ジャガイモの植え付けを行いました。
農業指導の先生からお手本を見せていただいて、鍬(クワ)の使い方の練習をしました。始めは力の入れ方が分からず、鍬を持て余しているようでしたが、しばらく練習するうちに、鍬がしっかり土にささるようになってきました。
みっちり1時間練習した後、おやつ休憩です。この後はいよいよ本番だよ。
種いもを切って、切り口に灰をつけるという作業をしています。切る方向によって、ジャガイモの収穫量も変わってきてしまうということを教わったので、真剣そのものです。
さっきの練習のおかげでまっすぐな溝を切ることができました。30cm間隔に種いもを置き、間に有機肥料を一握り入れます。メークイン、男爵、きたあかり、インカのめざめ、アンデスレッドの5種類を植えつけました。
◇チーム農園
チーム農園は、まだ何も決まっていない畑です。何をどれくらい作るか、どんな世話をするかはチームで話し合ったり調べたりして自由に決めていくことがきます。自由だけれど、基本的にスタッフは手伝わない畑なので責任も重大!今回は、作物を育てる前には欠かせない”土づくり”という作業を行いました。
”み”に詰められるだけ詰め込んだ腐葉土を、重いので3人がかりで運んでいます。この腐葉土は、一昨年の冬に山から集めてきた落ち葉を発酵させて作ったものです。腐葉土は土に栄養分を補給してくれるだけでなく、土の保水性や通気性を高めてくれます。
腐葉土の中から、カブト虫の幼虫がごろごろ出てきました。このように平気で触れる塾生もいれば、見るのも嫌がる塾生もいました。
腐葉土を畑にまいたら、みんなでふかふかに耕しました。耕す作業は午前中に共同農園で練習したので、もう手馴れたものです。顔が真っ赤になるくらい頑張って、鍬(クワ)を使っていました。
部屋に戻り、チーム農園で何を育てるかを話し合いました。まず農業指導の先生からアドバイスがありました。「それぞれの野菜には、決まった育て方や時期があります。しっかり調べて計画を立てることが成功の秘訣です。」
本を調べながら計画中です。
農業指導の先生から最後にもう1つアドバイス「難しいものにチャレンジするのは大いに結構。でも、1つは確実に収穫できるものを入れておこうね!」

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