10月22日(金)

10月23日(土)

10月24日(日)

◇共同農作業(オカボの積み込み、お土産の収穫)
この日は、先のステージで刈り取ってベランダに干しておいたオカボ(陸稲)を、農業指導の先生宅で脱穀していただくため、軽トラックの荷台に移しました。
食事当番が洗い物をしている間に早く準備の出来た者に有志で手伝ってもらったのですが、手の空いている者ほとんど全員が出てきてくれたのには感激しました。しかも、作業をする眼差しは真剣そのものでした。
さて、お手伝いをしたあとは、待望のおみやげ収穫です。間引きダイコンといってもこの大きさでこの笑顔。
また、別の畑でサツマイモも収穫し、お土産として自分たちでしっかりと新聞紙に包んで持ち帰りました。
ベニアズマ、紅赤(金時)、コガネセンガン、パープルスィートロード(紫芋)の4種類が植わっている中、どの品種が自分の食べたい料理に適しているのかを考えながら掘り上げました。
◇チーム農園作業
チーム農園でも、さまざまな作物が次々収穫できています。誇らしげにお土産に持って帰る塾生の姿が毎ステージ見られます。

編集後記:

 今回のステージでは、「自然の恵みに感謝」ということで、「秋を味わう会」を開きました。そして、これまで培った調理技能の集大成として能力を発揮することにより、これまでの活動が子供たちの身についていることを実感してもらい、自信と誇りを持つきっかけになることを期待しました。
 また、食農のほかにも、相撲で真剣勝負をするという今日ではありそうでなさそうな体験をしました。こうした太陽の下で行う力試しが、五感を通じて塾生たちの心身に刻み込まれ、心身ともにたくましくなることを願っています。

 農作業や共同生活では、様々な作業を進んでてきぱきと行う塾生の姿が見られました。これまでのステージでスタッフが、遊びと仕事にメリハリをつけて、どちらも思い切り活動するよう呼びかけてきたことに、塾生が応えてくれた証拠だと思います。

 今ステージでも、各チームで現状を振り返り、取り組むべき共同生活の目標を設定してもらいました。その結果、それぞれの目標に対して、「できた!」と胸を張る塾生もあれば、「あまりできなかった」と自信のなさそうな塾生もありました。今年度も残りわずかのステージとなってきましたが、これからも、チーム一丸となって、ひとつの目標に向かって話し合う、注意し合う、支え合うことを続けて欲しいと思います。
  
                                                          H.T.

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