10月22日(金)

  
10月23日(土)

10月24日(日)
◇秋を味わう会
共同農園では、さまざまな作物が次々収穫できています。そこで今回は皆で食材調達から調理・実食・片付までを行ない、収穫の喜びを分かち合おうというイベントを実施することになりました。まずは会場の設営ということで、朝食の後、作業着に着替えると直ぐにテーブルやイスなどを塾庭に運び出しました。
続いて食材(ダイコン・ニンジン・ハクサイ・ネギ・サツマイモ)の収穫を行ないました。各チーム単位で当日使用分を収穫しました。
塾舎に帰り着き次第、使った道具と収穫物を洗うと、5月に自分たちで作って封入した味噌を当時指導していただいた前塾頭に開封〜味見させていただきました。塾生たちの視線も興味津々で真剣です。もちろん、各チームの味噌は、この後のイベントで味付けに使われました。
各チームから1人ずつ選出したキノコ御飯炊き担当は、自分たちで油揚げなどの具材を切り、釜で炊き込みました。慣れた手つきで道具を使いながら、上手に炊いていました。
一方、朝一番に収穫してきた野菜は、事前に収穫・下ごしらえしてあったゴボウやサトイモと共に一口サイズに切り、購入した鶏肉やキノコ類と共にダッチオーブンに放り込んで煮込んでいきました。題して「秋の味覚のごった煮汁」です。
昼食。さっそく出来たての料理をいただきました。付け合わせも塾でとれた野菜(サツマイモ、サトイモ、ダイコン菜)の料理です。
美味しい顔。上の写真と甲乙つけがたいので両方掲載しちゃいました。
後片付けもとても手際よく、短時間で多くのことをこなせるようになってきました。多くのことを体で覚えてきた証拠でしょう。
◇奉納相撲
昼食の後には収穫祭の一環として相撲を行いました。この相撲には、単なる余興だけでは無く、秋の収穫を祝い、山の神に感謝の気持ちを奉納する意味もあるのです。
  塾生たちは、背の順に並んで体格の近い者同士が当たるよう組まれたトーナメント制で勝敗を競っていきます。この日のために行司の格好まで用意したスタッフが一番楽しそうです。
塾生同士でのトーナメントが終了すると、スタッフに対する挑戦試合が誰からともなく始まりました。幾人かの塾生たちは塾頭とも相撲を取っていました。体でのコミュニケーションは、充分に図れたかな?
塾生間のトーナメントを制したのが、常日頃おちゃらけてばかりいる彼。豪華商品(サトイモ2株)の目録を頂戴し、不敵な笑みを浮かべています。
◇夏野菜の後片付け
つい先のステージまで食材としてお世話になってきた夏野菜を、塾生たちに感謝の気持ちを持って最後まで大切に面倒を見てもらうため、後片付けを行いました。
農作業も手際よくなりました。ネットからキュウリを引き離して支柱を抜いたり、ナスを引き抜いて運搬用の袋にバラし入れたり、塾舎に帰ってから、それらを始末したりと、みな最後までよく頑張りました。
◇卒塾アルバム(チームページ)作り
ステージも残りわずかになり、卒塾後に記念に残るアルバムのチームページの作成に取り組みました。
アルバム作りといってもすぐにはピンと来ません。まずは、去年のアルバムを見たり、今までのステージの写真を見たりして、どのようなページ作りをするか、各チームで相談しました。
今までの活動の写真に写っている自分たちの姿に、これを使おう、あれを使おう、と迷います。

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