10月15日(金)

  
10月16日(土)

10月17日(日)
◇チーム農園作業・活動
 チーム農園でも、さまざまな作物が次々収穫できています。誇らしげにお土産に持って帰る塾生の姿が毎ステージ見られます。中には収穫して終わり、とはならない作物もあるので、収穫したあとのことも調べたり話し合ったりしたチームもありました。
チーム農園でとれる綿をどう加工しようか?このチームは、事務室のパソコンであらためて調べました。
◇ソバうち・ソバひき
 今回、地元寄地区のお母さんたちが来塾し、塾生たちのためにソバうちを実演していただきました。地元の方々との交流プログラムはこれが初めてです。身近にたくさんの知恵を持った先生たちがいることを体験できたでしょうか?また、使うそば粉がどのようにできるのか、石臼で実際にひいてみました。
そば粉と小麦粉を混ぜ合わせる作業は手早く行わなければなりません。お母さんたちの表情も真剣です。動かないように押さえている塾生の手にも力が入ります。
手打ちソバと機械を使う方法の二通りを行って見せていただきました。塾生たちの視線も興味津々で真剣です。
お母さんたちの作業を見ながら、自分たちでソバを切る作業に挑戦した塾生もいました。見慣れない包丁や道具を使いながらも上手に切っていました。
ソバうちに使っているそば粉はどうやって作るのか?石臼を使って挽いてみました。
昼食でさっそく打ち立てのソバをいただきました。そばつゆも地元風味の味付けで、おかずも塾でとれた野菜(ラッカセイ、サツマイモ、カボチャ、ミツバ)の天ぷらです。
◇ダイズの収穫
 17ステージで豆腐を作る材料となるダイズを収穫しました。実は、市村自然塾関東の畑でダイズが収穫できたのは今年が初めてです。。過去2年間とも、鹿に畑に入られすべて食べられてしまいました。どのような豆腐ができるか楽しみです。
畑のダイズを抜いて土を払い、干せるように束ねて結びます。ようやく実った大豆をこぼさないように慎重に行いました。
収穫した大豆を乾かすため、干しました。塾生たちの農作業もとても手際よく、短時間で多くのことをこなせるようになってきました。多くのことを体で覚えてきた証拠でしょう。
◇秋野菜の手入れ
 第12ステージでは、途中で雨が降ってきてしまい秋野菜の植え付けを中断せざるをえませんでした。やむを得ずスタッフが植えましたが、塾生たちにもこれから卒塾までに食材として使う野菜を大切に育ててもらうため、秋野菜の世話を行いました。
  鶏糞の追肥を行っています。化学肥料と化学合成農薬を一切使わずにとれた、旬のキャベツやブロッコリーの味を塾生たちに味わってもらう日が楽しみです。
農薬を使わなければ、虫たちも野菜によってきます。よく見るとアオムシやヨトウムシといった芋虫類が結構います。人間が野菜をおいしくいただくためには、彼らに犠牲になってもらわなければなりません。手で取るのが一番早いよ、といっても、多くの塾生たちはピンセットを使ってこわごわ取っていました。やはりまだ気持ち悪いかな?
虫があまり寄ってこない様に、ニンニクエキスや酢などを調合した天然素材の防除液をまきました。化学合成農薬に較べると効き目はわずかですが、安心して野菜を食べることができます。
後片付けも手際よくなりました。実はこの作業、食事当番や予定があって早退する塾生が途中で抜け、後半は少人数の作業になってしまいましたが、みな最後までよく頑張りました。
◇卒塾アルバム(チームページ)作り
 ステージも残りわずかになり、卒塾後に記念に残るアルバムのチームページの作成に取り組みました。
アルバム作りといってもすぐにはピンと来ません。まずは、去年のアルバムを見たり、今までのステージの写真を見たりして、どのようなチーム作りをするか、各チームで相談しました。
今までの活動の写真に写っている自分たちの姿に、これを使おう、あれを使おう、と迷います。

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