10月8日(金)

  
10月9日(土)

10月10日(日)
◇チーム農園作業
前日から降り続いている雨の為、残念ながら室内での計画立てに予定を変更しました。
このチームは、塾にある野菜の絵本で調べ物をしています。今ステージに種まきを予定していたラディッシュの育て方を、チームのみんなで確認したようです。
◇ソバ打ち体験
地元の方に御協力いただき、ここ寄で昔から行われている五五ソバ(つなぎに小麦粉を5割入れるソバ)の打ち方を教えていただきました。
ボランティアとして、寄生まれ寄育ちのお母さん3人が、雨の中来て下さいました。
手間が掛かり力のいるソバ打ちは、小さい頃から家で手伝わされ、自然に身に付いたそうです。
まずは、ソバ粉と小麦粉を1対1の分量で混ぜ合わせ、加減を見ながら水を加えてこねます。つなぎに、塾で育てた山芋も入れました。
まとまったら、袋に入れ、粘りが出るまで踏んでこねあげます。足で調理するなんて、初めての経験に塾生たちも興味津々。1列に並んで順番待ちです。
半分は手打ち、もう半分は機械打ちに挑戦。
趣味でソバ打ちをしている塾頭さんが、マイソバ打ちセットで実演してくれました。流れるような手さばきに、みんなくぎづけです。
こちらでは、製麺機で何度も繰り返し滑らかにのばした生地が、一気に均一な太さのソバになっていきます。
見ている塾生たちは、ずーっと見ていても飽きない様子でしたが、やっているお母さん本人は汗だくになっていました。機械を使っても、かなりの力仕事なようです。
そして、打ちたてのソバをお昼にいただきました。色とりどり塾野菜の天ぷらも添えられ、とってもおいしかったね!!
◇レインスティック作り
午後も、引き続き雨で畑に出られませんでした。そこで、「レインスティック」という、雨の音がするアフリカ原産の民族楽器作りに挑戦しました。
ラップの芯に錐でらせん状に穴を開け、そこに爪楊枝を刺します。
細かくて単純な作業の繰り返しに、器用に着々と進める塾生、じっくり熱中していく塾生、音をあげて途中で投げ出してしまう塾生もいました。
好みの量の小石を入れ、蓋をしたら完成。
ゆっくり傾けると、雨が降っているような音がします。南米の砂漠では、今でもこれを雨乞いの儀式に使っているそうです。
台風の近づいてる今日は、鳴らしすぎに注意だね!?
◇台風22号上陸
夕方になるにつれ、レインスティックが呼び寄せたのか(?)、台風の影響により風雨が強まってきました。塾生室で自由に過ごしていた塾生たちも、少し不安顔。そして、とうとう16時すぎから停電になってしまいました。
緊急の事態に、日が落ちる前に食事を済ませてしまおうと、夕食の時間を早めました。しかし、食べ始める頃には、外も部屋の中も真っ暗になってしまいました。
ライトを照らしながらの食事。「何を食べてるか見えないと、味がわからないね。」とつぶやいている塾生もいました。
食後は、安全を確保する為、食堂で待機しました。しかし、1時間経っても2時間経っても、電気は付きません。
始めは動揺しているように見えた塾生たちも、次第に落ち着きを取り戻し、工夫したり協力したりして遊び始めました。
こちらでは、ローソクの火を囲み怪談話をしています。
結局、復旧の目途が立たないと判断した為、お風呂にもは入れないまま、21時に早めの就寝をすることになりました。(結果的には、塾生が就寝した直後に電気がつきました)

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