◇生ゴミの堆肥化 | |
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自然塾では、調理時に出る野菜くずや魚の骨を堆肥にして畑に返しています。普段はステージ中になかなか時間が取れず、残念ながら塾生が帰った後にスタッフが行っています。 この日は、雨が降っていたため、予定していた畑仕事ができなくなり、運良く貴重な体験ができることになりました。 |
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まずは、野菜くずを細かく刻みます。 これは、微生物や土壌生物が食べやすいようにして、分解を促すためです。 見た目や既成概念で「汚い」と嫌がる塾生もいましたが、作業をし始めると、「料理しているみたい!」と楽しそうにみじん切りに専念していました。 |
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塾生達が熱心に刻み込んでくれたので、野菜くずがカラフルな餃子の具のようになりました。専用のバケツに、刻んだ野菜くずと発酵促進剤のEM米ぬかを層にして入れます。 |
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液肥を抜きながら、バケツで2週間ねかします。その後、畑に設置してあるコンポストで土と混ぜ、更に半年ねかせると自家製の堆肥が出来上がります。 ほとんどの家庭では、『生ゴミ』として捨てられている調理くず。ひと手間加えれば、このように大切な『資源』へと生まれ変わるのです。 |
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◇おまけ | |
昼食前の自由時間のひとこま。 塾生室の畳を土俵に見立てて、尻相撲大会が始まりました。 |
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次々と新しい競技やルールを生み出していく塾生達。 元気いっぱいに友達にぶつかっていく姿、本当に頼もしく思いました。 |
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編集後記:
夏休みが終わり、自然塾でも今回から通常時間のスケジュールに戻りました。学校が始まり、急に生活のリズムが変わったからか、塾に来るなり「だるい」「夏休みボケしてる」と言っている塾生が多かったです。ステージ中も、やるべきことはしっかりできていたのですが、なんとなくぼんやりしていたのか、集合時間に遅れてしまう塾生が絶えませんでした。
ステージの始めに、共同生活の目標である「心を込めて丁寧に」に対して、何をやるのかひとつ決め、各自塾生手帳に自分との約束として書いてもらいました。掃除や食事当番の仕事を挙げた塾生もいましたが、一番多かったのはチーム農園作業で塾生たちの興味ややる気がチーム農園に向いていることをあらためて感じました。ステージの振り返りでは、ほとんどの塾生が、自分との約束通り決めたことは心を込めて丁寧にできたと書いてありました。これからも、ただ「やる」だけではなく、「心を込めて丁寧にやる」ことを心がけましょう。きっと、物にも作物にも友達にも、そんなみんなの気持ちが通じることでしょう。
N.Y
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