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第19期(2020年度)

9月13日 男子第1回

2020-09-18
カテゴリ:男子ステージ
今回は農作業の基本、畝たてと植え付けを行います。全ての農作業は、ここからはじまります。ここで雑に行ったり、作業を忘れてしまうと、収穫まで影響されてしまうので、とっても大切な作業です。気持ちを引きしめて、作業しましょう!
朝の集い
予定を確認した後、瞑想(めいそう)を行いました。 心を落ち着かせ、感覚を研ぎ澄まして季節を感じる時間です。
今の季節は、二十四節気で言うと『白露(はくろ)』になります。秋の気配がいっそう色濃くなり、野の草に「しらつゆ」が宿りはじめる頃です。
活動が終わるのは、12月はじめ。これから3か月、どんどん季節は変化していきます。瞑想の中で、じっくりと季節を感じていきましょう。
避難訓練
スモークマシンで煙を出し、煙の中の避難を体験しました。
地震からの火災発生を想定し、避難方法や避難経路を体験しました。
もしものとき、命を守るためにも避難訓練は大切です。みんな、真剣に取り組んでくれました。
避難する時の合言葉をここで紹介します。

お:おさない
か:かけない
し:しゃべらない
も:もどらない
ち:近づかない

の『お・か・し・も・ち』です。みんなは今回はバッチリでした。もしもの時はこの合言葉を思い出して避難してくださいね。
チーム農園作業(午前中)
いよいよチーム農園作業になります。午前中は、野菜のベットとなる畝(うね)作りをメインで行いました。
男子は、8種類の野菜(カブ・ブロッコリー・サンチュ・ハクサイ・アイスプラント・カリフラワー・コマツナ・ダイコン)を育てます。今回、全ての野菜を植え付けないと収穫が間に合いません。気合を入れて、作業を進めましょう!
まずは畑のどこに畝を立てるかの、目安となるヒモ張りをしました。頭を使う、難しい作業です。
畝は作物のベットとなるものです。クワを使って作っていきます。
両方から土を盛ります。やっていくうちに、段々とクワさばきが上手くなってきました!
畝ができたら、苗を並べます。目安棒で間隔をはかりながら行いました。
「3番目が、もう少し右にして!」畝の真ん中に、苗が置いてあるかチェックしました。
昼食
献立は、
・自然塾そうめん
・栗ご飯おにぎり
・野菜天ぷら
・ゆでトウモロコシ
・ナスの漬物

この昼食で使われている塾産の材料は、
自然塾そうめん、ナス、ピーマン、青じそ、四角豆、モロヘイヤ、オクラ、キュウリ、トマト、カボチャ、サツマイモ、青柚子、栗
です。

塾では、みんなが食べるものは、スタッフが手塩をかけて育てたものが多く入っています。ぜひ、味わって色々な味を楽しんでくださいね。
チーム農園作業(午後)
午前中、畝作りが終わったので、いよいよ植え付け・種まきの作業に入ります。苗を雑に扱うと『ポキッ!』と折れてしまいます。また種は本当に小さいので、集中力が必要となります。
指や手でおさえながら、そっと苗をポットから出します。
サンチュの苗を植え付け。集中しています。
「変なにおい!」これは、苗のご飯となる『ボカシ』という肥料です。米ぬかと油かすと黒糖でできています。スタッフ手作り肥料です。
均等に肥料がわたるように、注意します。
ブロッコリーとカリフラワーには、卵のカラを根本にやりました。『ネキリムシ』という虫が根本をかじってしまうのを、防ぐためです。
虫や鳥から守るために、ネットをします。まずは、骨組みとなるポールを土にさします。
ネットをかけて、金具でネットと土をとめました。
植え付けが終わったら、次は種まき!まず最初に、支柱で溝(みぞ)をつけました。
「小さい!」小さな種をまくには、集中力と根気が必要です。
畑での作業が終わった後、チームみんなで今日のチーム農園作業の振り返りをしました。今回出たことは、次に活かしましょう。
帰りの集い
今日の感想を伝え合いました。
「2回目だったので、クワの使い方が慣れた!」
「今回はじめて塾にきて活動したけど、みんなが教えてくれたおかげで、作業ができた。」
「種まきが楽しかった。」
「ダイコンの種まきだけができなかったけど、世話は頑張りたい。」
「1日作業ができて楽しかった。」
と素直に感想を言ってくれました。

はじめてのことばかりで大変だったと思いますが、楽しさを見つけたり、協力して活動していたことがうかがえました。
編集後記
みなさんは、前回のクワの練習以外、塾では農作業をやっていないので、今回果たして植え付け・種まきまで、できるのだろうか…?と少し心配をしていました。
ところがフタをあけると、スタッフの話をよく聴いて、すぐに実践(じっせん)したみなさんのおかげで、無事ほとんどの植え付けと種まきを終わらせることができました。
また農作業だけではなく、共同場所清掃の時も、他の人を手伝う姿が見られ、とても嬉しく思いました。短い間ですが、何事もみんなで協力して活動していけば、より思い出深い活動となると思います。今後の活動も、声をかけ合いながら、みんなで楽しんでいきましょう。
Y.U
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