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第21期(2022年度)

3/6~11/27までの間、毎週末活動を行っています!
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3月26~27日 男子第2ステージ

2022-04-03
カテゴリ:男子ステージ
第2ステージです。
土曜日はオンラインで第1ステージに引き続きチーム農園の計画、日曜日には市村自然塾関東の一大イベントともいえるゴボウの深耕運(ふかこううん)を行いました。今年の塾生たちも楽しみにしていました。
前日まで雨が降り、農作業ができるかどうか心配していましたが、日曜日には何とか雨が上がり活動を行うことができました。
今年はどのくらいの深さに達するのでしょうか?
3月26日(土)オンライン ~塾頭の話~
「第1ステージに野菜には季節があり、種をまく、苗を植え付けるタイミングが大切という話をしました。
今回は野菜についてもっと詳しく知りましょう。スーパーに並ぶキュウリは大きさが揃っています。キュウリは1日で約3cm伸びる。みんなの100倍生長が早い。農家さんはたくさん植え付けて毎日、揃った大きさを収穫して出荷しているのです。トウモロコシは1本の苗から1本のトウモロコシが収穫。ほかの野菜も詳しく知ることで、どの野菜をどのくらい植え付ければよいかわかります。考えて計画してみてください。」
3月26日(土) ~チーム農園計画~
チームに分かれ、1ステージに引き続きチーム農園の計画を行いました。各チームともに育てたい野菜が決まり、どのように食べるかなども話し合いました。
あらかた決まったところで、柳川先生からアドバイスをいただきました。
「どちらのチームも育てるのが一番難しいメロンを選んでますね。雨や気温のコントロールができないと難しいです。エダマメやトウモロコシは取ってからすぐ食べるのがおいしいですよ。
これからの品種や野菜を選ぶときに塾の環境や持ち帰ることも考えて再度検討してください。」
3月27日(日) はじまりの集い ~塾頭の話~
「今日は大仕事のゴボウの穴掘りです。
ゴボウは日本ではよく食べられますが、海外ではあまり食べません。日本特有の野菜だといってもよいでしょう。
みんなが欲しいゴボウの長さはどのくらいでしょうか?今日はどのくらいの深さの穴を掘るか目標を決めて取り組みましょう。目標があるとそこまで頑張れる。そして、倒れない程度に全力で頑張りましょう。」
3月27日(日) 共同農園作業 ~ゴボウの深耕運(ふかこううん)~
説明を聞いて早速スタート!みんな勢いよく掘り進めます。
ポイントは腕の力だけでなく、スコップに足をのせて自分の体重を使って掘ること。なかなか上手です。
「土が重い!」先日の雨が土にしみこみ重くなっています。「何センチ掘れたかな?」なかなかいいペース。
だいぶ深くなり、固い土の層にぶつかります。休憩をはさみながら黙々と掘り進めます。
「見本は軽々掘っていたのに…。。。」見るのと実際にやるのではずいぶん違います。
「だいぶ深くなった!」途中音をあげながら、午前中の1時間30分、休憩をはさみながら頑張って土を掘り上げました。
「60cmぐらい?」固い土の層を崩して何とかここまで深くなりました。「もう少し掘りたい!」その気持ちはわかるのですが、お昼の時間です…。。。
今日の一番!何と穴の底から雨水が出てきていました。よく頑張りました!!
昼食
今回の食事は塾庭で食べました。
献立はカレー、サラダ、クッキーまたはパウンドケーキ。

塾産の食材は、ニンジン、プチベール、菜花、農業指導の先生からジャガイモ、ブロッコリー、湘南ゴールド、ダイコンをいただきました。

座ってすぐ、アブラムシによる襲来がありましたが…。。。
「外で食べるのは虫がいてヤダ…」なんて声も聞きましたが、そんなことは言わず、また青空の下で食事を味わいましょう。
3月27日(日) 共同農園作業 ~埋め戻し、種まき~
掘った土を戻します。「えっ!せっかく掘ったのに埋めちゃうの??」そうです。長いゴボウを作るため土を柔らかくしたのです。
「穴が埋まったから、もう終わりでいいでしょ?」いやいや、掘り上げた土をすべて戻して終わりです。もうひと踏ん張り頑張れ!
説明を聞いて種まきスタート。2人1組で穴あけと種まき。協力して作業を進めます。途中、どこかのペアが種をこぼし大騒ぎ…。
「こんなに小さいんだ…」この小さな種から長いゴボウができるのです。これから世話をして大きくなるのが楽しみですね。
芽が出た直後にネキリムシにかじられないように、今のうちから輪切りのペットボトルでゴボウを守ります。
3月27日(日) おわりの集い ~塾頭の話~
「ゴボウの穴の深さはどうでしたか?目標に対してどのくらい掘ることができましたか?一番深く掘れた人で1mでした。みんなよく頑張りました。今日、自然塾で体験したことを塾生手帳に書いて、家族に話してください。続けることで習慣化します。
また、どちらのチームもスイカを育てますね。普通は苗を買ってきて植え付けますが、種を渡すので、苗を作ってみてください。うまく苗が育ったら、植えつけましょう。」
編集後記
今年も塾生たちは頑張りました。
そして、保護者の方々にも大変お手伝いをいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

前日の雨の影響で土が湿って重かったり、固い土の層に阻まれたり、塾生たちはいろいろな難関に立ち向かいました。途中、あきらめが強く出てしまった塾生もいました。黙々と固い土を削り、穴を深くする塾生もいました。
日帰りという限られた時間の中で農作業に向き合ったと思います。この結果が出るのは10月ごろ。それまでに塾生たちと世話をして結果につなげたいと思います。
K.M.

3月19日(土) 女子第1ステージ 土曜日 ~オンライン~

2022-03-27
カテゴリ:女子ステージ
21期生女子ステージの始まり。
今年の女子塾生は14名の塾生でスタート。

男子同様、土曜日はオンラインでチーム農園の相談、日曜日は塾舎に来て避難訓練や畑でクワでチーム農園を土つくりを行いました。
塾頭の話
「入塾式から2週間。塾に来る途中のキレイな花を咲かせていた河津桜(かわづざくら)が葉桜になってきました。季節が移り替わっています。今日はオンラインですが、明日はいよいよここ『寄(やどりき)』での活動が始まります。
今日は野菜の話をします。スーパーではキュウリはいつもありますね。ここ寄ではいつとれるか知っていますか?種をまくのは4月ごろ。もうすぐです。この種をまくの『蒔く』という漢字は草冠(くさかんむり)に時計の「時」を書きます。野菜を育てるためには種をまくタイミングが大切です。
自然塾でどんな野菜を作りたいか、チームで話してもらいます。野菜の特性を調べて、チームで相談してください。自分の考えを伝えること、意見を聞くこと大切。協力して意見を出し合いましょう。
自己紹介
チームに分かれて自己紹介。
どんなメンバーがいるのか伝えあいました。絵をかくことや料理をすることが好きな人、スキーをする人など、いろいろなメンバーがいました。
同じチームにどんな人がいるのか少し知ることができたかな?
チーム農園の話し合い
チームのメンバーで協力して野菜を作るチーム農園。
他の人たちがどんな野菜を作りたいのか伝えあいました。トウモロコシにスイカ、いろいろな野菜の名前が挙がりました。
柳川先生からのアドバイスとして、トウモロコシとポップコーンを一緒に作るとみんなポップコーンになってしまうことや、メロンを育てることが一番難しいこと。みんなが作りたい野菜、ここ寄でおいしくできること、工夫をして挑戦してほしいと教えてもらいました。

スタッフ一同、直接みんなに会えること楽しみにしています。みんなは畑と土に触ることができること楽しみにしていてください。

3月20日(日) 女子第1ステージ 日曜日

2022-03-27
カテゴリ:女子ステージ
いよいよ市村自然塾に来ての活動。玄関前で受付を済ませ、塾舎内へ。前日のオンラインで顔は合わせているけれども、直接会うのは初めて。少し緊張しているかな?
塾頭挨拶
「塾に来る途中白いきれいな花、ハクモクレンが咲いていました。季節が移り替わってきているのを感じます。

塾活動で気にかけてほしいことがあります。
安全が第一です。今回避難訓練を行います。災害はいつ起こるか分からないので日頃から準備して模擬練習をしておくとよいでしょう。
避難訓練の時の「おはしもて」という合言葉があります。
『お』…おさない 『は』…はしらない 『し』…しゃべらない 『も』…もどらない 『て』…ていがくねんゆうせん
これらを覚えておきましょう。
塾にはどんな危険があるでしょうか?ここにはみなさんの家にはない道具があります。どの様な使い方なのか、どうすると危険なのか考えながら行動してください。」
避難訓練、危険予知トレーニング
「大きな地震です!」とアナウンスから避難訓練がスタート。今回は震度6の地震、厨房(ちゅうぼう)から火事が発生した想定で行いました。煙の中、塾庭まで避難を行いました。

避難訓練後、危険個所探し。地下倉庫の農機具がたくさんあるところはもちろん、塾生室のロフトへのはしごなど、使い方を間違えると危険がいっぱい。どんなことをすると危ないのか考えることが重要です。
チーム農園計画
前日のオンラインで話した各自が育てたい野菜を確認。名前が挙がった野菜を本を使って調べます。みんなで頭を突き合わせて話が進みます。
「トウモロコシを2種類育てたいのですが…」前日にトウモロコシとポップコーンは難しいと聞いた塾生が質問。「う~ん。難しいですね…。」さて、どうする?
春に育てる作物が決定!楽しく話し合いが進んだ様子。イラスト交じりのホワイトボードが物語っていますね。
昼食
食事は塾産の食材が使われています。
今回のメニューは和風根菜カレー、サラダ、ぼたもちでした。
『ぼたもち』は春のお彼岸の食べ物。『おはぎ』は秋のお彼岸。春は牡丹(ぼたん)の花が、秋は萩(はぎ)の花が咲くことが名前の由来という説があります。

塾産の食材はゴボウ、サトイモ、プチベール、菜花、わら灰コンニャク、シイタケです。農業指導の先生からジャガイモ、タマネギ、ニンジン、湘南ゴールド、ダイコンをいただきました。

暖かくなってくると塾産の野菜がたくさん出てきます。楽しみにしていてください。
クワの練習・チーム農園土つくり
いよいよ実際に畑に出て農作業を開始!
始めに農業指導の先生から「野菜をよく観察をして、必要な世話ができるようになってください。」と、おいしい野菜を育てるコツを教えてもらいました。

まずはクワの持ちかた、使い方から教わりました。初めての作業にぎこちなかった塾生たちでしたが、終わるころにはずいぶんと上手になっていました。
冬にスタッフが落ち葉を集めできた腐葉土。「きゃー!!」ひょっこりカブトムシの幼虫が…。落ち葉を分解して肥料を作ってくれるのですよ。
腐葉土と牛糞堆肥を畑全体にまきます。慣れない道具に振り回されていましたが、だんだんとうまくなっていきました。
柳川先生の見本を見て、早速スタート!横一列になって耕し始めました。
先生は簡単にやっていましたが、見るのとやるのでは大違い。「腰が痛い…」慣れない中一所懸命頑張っていました。
「あ!ミミズだ!」畑の土を耕運してくれる働き者。そっと畑の土の中に戻してあげました。
最後は道具をきれいに洗い片付け。道具が傷まないよう、次に使う人のためしっかりと土を落としました。大切な作業です。
塾生室・共同場所清掃
自分たちで使ったところは自分たちできれいにする。塾生室と共同場所に分かれて清掃しました。
「何か手伝うことある?」塾生室の清掃が終わった塾生が声をかけてくれます。みんなで取り掛かり、あっという間にきれいになりました。素晴らしい!
塾頭の話
「初めての活動はどうでしたか?学校では経験したことがないことをたくさん体験したと思います。みんな上手でした。
今日、経験したことを思い出して塾生手帳に書いてください。そして、家族にも話してください。感じたことを記録して話すことが大切だと思います。手を動かすことで記憶に残ります。書くことを習慣化すると苦になりません。今のうちから習慣付けしましょう。」
編集後記
21期生、女子の活動も始まりました。
コロナの影響で宿泊ができない中、土曜日のオンライン活動、日曜日の日帰り活動を行うことで少しでも体験の機会が多くなることをねらっています。
今回、塾に来てに直接会うことで、塾生同士の仲がぐっと深まったように感じます。顔を見て話しあい、いっしょに作業をすることの大切さを感じました。この8か月間、たくさんの体験をし、仲を深めてもらいたいと思います。
K.M.

3月12日(土) 男子第1ステージ 土曜日 ~オンライン~

2022-03-20
カテゴリ:男子ステージ
いよいよ21期生の活動が始まりました。

土曜日はオンラインで、チーム農園で育てる作物をメンバーで相談しました。日曜日には今季初めて塾舎に来ての活動で、地震があった時の避難訓練、そして、実際に畑に出てクワで畑を耕しました。
塾頭の話
村山塾頭
「入塾式から1週間たちました。
今日は野菜の話をします。
野菜には季節があるということを覚えてください。例えばスーパーでキュウリは1年中売っていますが、市村自然塾のある寄(やどりき)では1年中収穫できるわけではありません。
寄で種をまくとどれくらいの時期に苗が育って、収穫出来るのか作物を育てながら学んでください。
また、みなさん「タネをまく」時の『まく』という漢字を知っていますか。
「草かんむり」に「時」という漢字が組み合わさってできています。このように種は『蒔くタイミング』が大事だということがわかります。
今日は野菜の事を良く調べてみんなで協力して話し合いをしてください。」
他己紹介
チーム毎に分けれて自己紹介ならぬ、『他己紹介』
チームメンバーにインタビューしてその内容を発表してもらいました!
「今はまっているのは船をみることです!」
同じチームメンバーがどのような人なのか知ることができたかな?
チーム農園の話し合い
チーム農園とはチームのメンバーで協力して野菜を作っていく畑です。
今日は1人3つ育てたい作物をあげてもらいました。
収穫のことを考えるとワクワクしますね!

3月13日(日) 男子第1ステージ 日曜日

2022-03-20
カテゴリ:男子ステージ
いよいよ市村自然塾に来ての活動。塾生たちはきっと、「ワクワク」と「ドキドキ」と入り混じった気持ちできたことでしょう。
前日のオンライン活動に引き続きの活動で、今度は実際に体を動かす活動が始まります!
塾頭挨拶
「伝えたい事は3点あります。

1つ目は災害はいつ起こるか分かりません。もしもの時に備えて日頃から準備していないといざという時に行動出来ません。
今日行う避難訓練はいざという時のためにしっかり行いましょう。

2つ目は避難訓練の時の「おはしもて」です。
『お』…おさない 『は』…はしらない 『し』…しゃべらない 『も』…もどらない 『て』…ていがくねんゆうせん
これらを覚えておきましょう。

3つ目は危険がどこにあるか考えて行動しましょう。
ここには様々な道具があります。これらがどの様な使い方をすると危険なのか考えながら行動してください。」
避難訓練、危険予知トレーニング
みんなで素早く避難
塾頭さんの話でもありましたがいつ地震や火災が起きるか分かりません。もしもの時に備えて避難訓練をおこないました。今回は震度6の地震、厨房(ちゅうぼう)から火事が発生した想定で行いました。

避難訓練後、危険個所探し。塾内の地下倉庫にも意識してみると危険がいっぱい。どんなことをすると危ないのか考えることが重要です。

塾生も真剣な表情で話を聞いていました。
昼食
食事は塾産の食品が使われています。まだ、塾産の野菜が少ないので、今回は農業指導の先生から野菜を分けていただきました。これからどんどん塾産の野菜が増えていきます。楽しみにしていてください。
クワの練習・チーム農園土つくり
いよいよ実際に畑に出て農作業を開始!
始めに農業指導の先生から「野菜をよく観察をして、必要な世話ができるようになってください。」と、おいしい野菜を育てるコツを教えてもらいました。

まずはクワの持ちかた、使い方から教わりました。初めての作業にぎこちなかった塾生たちでしたが、終わるころにはずいぶんと上手になっていました。
先生から使い方を実演してもらいました。
「よーし!やるぞ!!」やる気満々でスタート
持ち方を確認しながら、黙々と畑を耕します。
慣れない作業に一苦労。「腰が…」一所懸命頑張っている証拠!
足あとを消しながら前へ耕し進んでいきます。うまくなりました!
作業終わり、使ったクワをきれいして片付けて終了です。
塾頭の話
「初めての活動はどうでしたか?疲れましたか?今日は学校では経験できないことをたくさん体験したと思います。
今日、経験したことを今日のうちに塾生手帳に記録しましょう。そして、家族に話をしてください。 色々感じたことを記録して話すことが大切です。
私は日記を書き続けています。続けることで面倒くさくなくなります。みなさんも今のうちから習慣付けておくとよいですよ。」
編集後記
21期生の活動が始まりました。
コロナの影響で宿泊ができない中、土曜日のオンライン、日曜日の日帰りの活動を行いました。宿泊ができない中、できるだけ顔を合わせる機会が増えることで塾生たちの仲が深まってほしいと思います。
そして、塾生たちには実際に来て、汗を流しながら作業をし、いろんな話をしてくれました。たくさんの『リアル』に触れてたくさんの体験をしてほしいと思います。
K.M.
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