2010年、盛夏。今年の自然塾「親子大会」には、大勢の保護者の皆さんに加え、桜井正光 総合塾長（株式会社リコー会長）もご来塾されました！

3月下旬から12月初旬まで活動が続く市村自然塾では、7月末がちょうど折り返し地点。自然塾での生活にもすっかり馴れ、クワやカマなど道具の使い方もサマになり、春先から世話をしてきた野菜も収穫の時を迎え、おまけに川遊びやホタル見学などイベントも目白押し。塾での生活が一番楽しく充実している時ではないでしょうか。

学校が夏休みに入ると、長い塾生活のあいだにたった1度だけ、保護者の方々と一緒に二日間を過ごす夏のビッグイベント「親子大会」の日がやって来ます。塾生はこの日のために自ら立てたイベント企画を切り盛りしながら、ご父兄と共に中津川での魚のつかみ取りや川遊び、キャンプファイヤーや肝試しを楽しみます。

そして今年はこの親子大会の日（7月31日・女子の部）に、もう一つビッグイベントがありました。桜井総合塾長がおみえになったのです。TV やゲーム、クーラーやケータイのない山の中で、さまざまな “不便” を体験し、その不便を自ら工夫して乗り越える力を身につけて欲しい。桜井総合塾長は塾生とご父兄にメッセージを託し、またこの日に合わせて来塾した OB たちと対話して帰って行かれました。

塾庭に張ったテントで一泊した明くる日、二日目は、畑の草むしりから始まります。早朝、まだ気温が上がる前に一汗かいて朝食を食べたら、さぁお父様がたの出番です。塾舎の裏手にある竹林から切り出してきた竹を加工して、流しそうめんの桶を作っていただきます。コイコン畑から摘んできたトマトも混ぜて、涼しげな水と一緒にそうめんが流れると、子どもも大人も大はしゃぎ。

自然塾の夏休みは、リアルな体験100％ です！