自然塾で作るさまざまな野菜の中で、毎年卒塾生たちが「一番思い出に残った野菜」のトップに挙げるゴボウ。またまた真夏が戻ってきたのかっ！？と思うほど朝から暑くなった9月10日（土）、自然塾では、朝から男子・第13ステージの活動、毎年恒例のゴボウ掘りが行われました。

種をまいた4月とは違いスコップさばきも逞しく、さっそく穴掘りに取り掛かった塾生たちでしたが、なにしろ暑い！そして、掘れども掘れども、ゴボウは一向にその全体が見えないほど地中深くに伸びています。たびたび水分補給をしながら、またオヤツに梅シャーベットを頂きながら、作業を続けていきます。

この日は、そんな塾生たちの傍らで作業を見守ってくださったお客様がお二人。日本フィランソロピー協会の高橋理事長と、自然塾の吾妻副代表理事です。“フィランソロピー” とは、ギリシア語で「博愛・人類愛」を表す合成語ですが、日本では転じて「社会貢献」を表す言葉として定着しています。日本フィランソロピー協会様と、数々の社会貢献活動を推進する株式会社リコーは、ずっと以前からお付き合いがあり、また高橋理事長と吾妻副代表理事は公私にわたって仲良しのお友達でもあります。

リコーが青少年育成活動（社会貢献活動）の一環として推進している市村自然塾関東について、かねがね懇意の吾妻副代表理事からお話を伺っていたと仰る高橋理事長。塾生たちの力強いゴボウ掘り作業を目を細めて眺めながら、「ずっと自然塾さんに来たいと思っておりましたが、ようやく実際にこの目で皆さんの活動を見ることができました」と感無量のご様子でした。