今季は 11月17日と24日が男女塾生それぞれの最終活動日。両日とも40名を越す保護者の皆さんが駆けつけてくださいました。

今年の後半は、週末のたびに雨が降ったり台風が来たりと荒天が続き、活動に多大な支障が出ました。最終18ステージの天気予報も曇天もしくは雨で先が思いやられたものの、蓋を開けてみれば男女ステージともに晴天（！）。自然塾での活動を締めくくる餅つきでは、仲間が杵を振り下ろすたびに子どもたちが上げる「よいしょっ！」という元気な掛け声が寄（やどりき）の里山に響きました。

18ステージは保護者の皆様にとっても最後の見学の日。今までゴボウの穴掘りや茶摘み、小麦刈りやゴボウの収穫など、折につけ塾活動にご参加頂きましたが、この最終ステージでは『リレー作物＊の植え付け』が待っています。17日・男子の回では、子どもたちが塾舎の大掃除をしている間に、予定通りジャイモン畑にタマネギの苗を植えて頂きました

24日・女子の回は、当日の朝まで降っていた雨のせいで畑のコンディションが悪く、残念ながらリレー作物の植え付けは断念せざるを得ませんでした。…が、そのぶん力を余したお父様がたには、餅つきを大いに手伝って頂きました。

皆様これまで8ヶ月の長きにわたり塾生たちの活動を見守り、またときに塾での農作業を手伝ってくださり、誠にありがとうございました。市村自然塾での生活を通じ、ほんの少し頼もしく、そして逞しく成長したお子さんをお戻しできることは、私たちスタッフ全員の喜びです。
もし塾の理念と活動に共鳴して頂けるようであれば、現在来期塾生を募集中の市村自然塾関東を、ぜひ周囲の友人・知人の方々にご紹介ください。一人でも多くの子どもたちに“生きる力を大地から学ぶ”機会を提供することが、私たち市村自然塾関東の願いです。