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第19期(2020年度)

10月18日 女子第3回

2020-10-23
カテゴリ:女子ステージ
今回で3回目の活動、全体の折り返しです。だんだんと自然塾での活動に慣れてきたのではないでしょうか?
今回の活動のテーマは「自分たちで活動を進めていこう!」です。スタッフの力に頼らず、自分たちの力でやれることを少しずつ増やしていきましょう。

チーム農園作業
前回植えつけた作物は2週間で成長しました。それぞれの状態に合わせて適切な世話をします。協力して作業を進めていきましょう。
2週間の間でそれぞれの作物にどのような変化があったか、皆で観察しました。
今回から作業の計画立ても塾生たちが行います。進行役と書記を塾生が担当し、しっかりとした計画立てをすることができました。
「こういう葉っぱは取って大丈夫!」 作業でわからないことがあったら助け合い。塾生同士で教え合っていました。
作物も成長しましたが、雑草も一緒に成長しています。作物の成長に影響が出ないよう、丁寧に取り除いていきます。
種をまいたチンゲンサイは「間引き」の作業をしました。株と株の間隔をあけて、より大きく成長しやすくしましょう。
農業指導の先生にネギの追肥の仕方を教わりました。大きく太いネギができるといいですね!
少し元気がないホウレンソウ。追肥をして元気を取り戻すようにします。
コマツナは虫に食べられてしまったのか、少し株数が減っていました。別で育てていた苗を補植しました。
昼食
チーム農園の片付けを終えて、虫沢川の河原へ移動しました。今回は河原で昼食をいただきます!


昼食の前に瞑想を行いました。川の水が流れる音を聴き、自然を間近に感じながらの瞑想でした。
今日の昼食は外ごはん弁当でした。自然塾産の作物はレタス、水菜、人参、ゴボウ、ジャガイモ、小松菜、キュウリ、栗、小麦粉です。
河原での昼食はちょっとしたピクニックの気分。自然の中でいただくご飯は格別ですね。
チーム農園作業の振り返り
河原で午前中のチーム農園作業の振り返りをしました。作業は予定通り進みましたか?目標は達成できましたか?
できたことはより得意に、できなかったことは次回できるようにしましょう。
ウォークラリー
午後の活動はウォークラリーです。活動の拠点である寄を散策し、この地域の自然・文化を探しに行きます!
スタッフも同行しますが、ルートを決めるのは塾生たち。渡された地図を頼りにチェックポイントを目指します。
最初のチェックポイントのお寺に到着しました。このお寺では、あることを体験できるそうですが…?ヒントを探して答えを導き出しましょう!
次のチェックポイントはハイキングコース「はなじょろ道」の入り口。 はなじょろ道の名前の由来、わかりましたか?
道端にコスモスの花がたくさん咲いていました。コスモスは寄がある松田町の花です。
川辺に降りられる場所があったので、少しより道をして降りてみました。秋の川の水は冷たかったようです。
自然塾の活動で使う畑の中で、一番広い面積のジャイモン畑。スタッフからの説明を聴いて、印象に残ったことをチームでまとめました。
塾舎の近くにある石碑。この石碑に刻まれている「堅牢地神」の読み方を皆で考えました。ちなみにこの石碑は、江戸時代に起きた大きな災害を鎮(しず)めるために建てられたものです。
塾舎の裏手にあるもみじ並木を歩いて、ゴールの塾舎へ向かいます。もう少し秋が深まると、きれいな紅葉を見ることができますよ!
帰りの集い
最後に塾舎に向かって挨拶をして解散しました。また2週間後、元気で会いましょう!
今回の活動を振り返って、感想を共有しました。
「チーム農園は自分たちで動くのは大変だったけど楽しかった」「皆だけでできたという達成感が良かった」「河原での昼ご飯が美味しかった」「自分の知らない寄を知れて楽しかった」「ウォークラリーは自然がたくさんあってよかった」
今回は河原での昼食、ウォークラリーと、塾舎から離れた場所での活動が多かったですが、楽しんでもらえたようです。次回の活動もぜひ楽しんでくださいね!
編集後記
男子第3回が台風の接近に伴い中止となり、今回は自然塾スタッフとしても2週間ぶりの活動でした。前日まで強い雨が降っており、今回もどうなることやらと心配でしたが、女子チーム農園の作物もほとんど被害がなく、活動も無事に終えることができてホッとしています。
今回の活動から「スタッフが指導する・指示する」といったことを減らし、できるだけ塾生たちの力で活動を進めてもらうようにしました。特にチーム農園作業は、作業内容や時間配分から塾生に考えてもらい、作業中もスタッフは多く関わらないようにしていました。ですが、塾生たちの行動力は素晴らしく、スタッフが想定していた以上に自分たちの力だけで作業を進めていました。ぜひ、次回も自分たちの力で進めてもらえたらと思います。
K.H.
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