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第19期(2020年度)

11月21日 農作業ボランティア

2020-11-27
カテゴリ:男子ステージ,女子ステージ
暦の上では冬となり、だいぶ冷え込んできました。

例年、次年度へのリレー作物として「コムギの種蒔き(まき) 」「タマネギの植付け」を行っています。
活動時の昼食に出たヒヤムギや、パンは第18期生が冬に種を蒔き(まき)、6月頃に収穫したコムギを使用したものです。
また、タマネギも第18期生保護者が植え付け、春先に収穫したものです。

今回は男子塾生3名・女子塾生4名・塾生保護者3名の合計10名が参加しました。
第19期生も同様の作業を行い、塾で活動した証とするとともに、来年度の塾生に向けての作業を通じ「相手を思いやる心」を感じてもらおうとイベントステージとして開催しました。
朝のつどい
農作業着に着替え、食堂にみんなが集まり、朝のつどいを行いました。
塾頭からは「来年度入塾する20期生のために丁寧に作業をしましょう。」と話がありました。
そして、意気込みや気持ちの発表。
「次の代につなげるためにていねいに作業したい。」「コムギ・タマネギおいしかったので、20期生もおいしいものを食べてもらえるように思いを込めてやりたい!」など発表してもらいました。
コムギの種蒔き(まき)
「よろしくお願いします!」まずは畑にあいさつ
作業の仕方を教わります
作業開始。まずはクワで種を植えるためのみぞを切ります。
今年収穫したコムギの種を一つぶずつ3cm間かくで植えていきます。
「種が小さくて、どこまで蒔いた(まいた)かわからなくなっちゃった!」
蒔き(まき)終わったら、手をこすり合わせて細かくなった土をかぶせます。
「そっちもう少し引っ張ってー」最後に、せっかくまいた種を鳥に食べられないようにネットをかけます。
およそ1時間半で、18平方メートルに種をまきました。
昼食
作業した後のごはんはとってもおいしい!
作業をしてすっかりお腹が空いたころ、昼食となりました。
天気も良かったため、今回は外でお弁当をいただきました。
献立は、「市村自然塾特製弁当」でした!

この食事で使われている塾産の食材は、
カボチャ、ゴボウ、ゴマ(金ごま)、コマツナ、サツマイモ、 ジャガイモ(ノーザンルビー)、ショウガ、タマネギ、  ニンジン、ピーマン、パプリカ、  ブロッコリー
でした。

また、愛媛の高校生が作ったミカンをいただきました。
タマネギの植付け
昼休憩をとった後、道具を持っていざ畑へ。
19期生にとっては初のムギワラボウシ畑での作業となりました。まずは作業方法を聞きます。
はじめに苗を植えるための穴をあけます。
「小さなタマネギがついてる!」苗を一本一本植えていきます。
最後に害虫のタネバエの幼虫が寄らないように灰をかけます。
1時間ほど黙々と作業し、1200株のタマネギを植えつけました。
帰りのつどい
「しっかりと作業をしたので20期生においしく食べてもらいたい」「思いやりの心をもって作業をすることができた」などそれぞれの感想を発表しました。

また、塾頭からは「みんな丁寧に作業してくれた。20期生へ塾の伝統をつなげることができたね。」と話がありました。
編集後記
コロナ禍でしたが、塾生・保護者あわせて10名の方々に協力いただきました。
毎年脈々とつながれてきたリレー作物の作業。これで、無事に20期生へのリレーのバトンを渡す準備ができ、嬉しく思います。
今回作業したコムギ・タマネギは、冬の間スタッフが世話をして、来春に収穫し、20期生に食べてもらいたいと思います。きっと今回、みんなで思いやりを込めて作業をしたので、20期生のみんなに美味しく食べてもらえることと思います。
今年度の活動はあと少し。残りの活動を通して、しっかりと仕上げをしてもらいたいと思います。
T.M.
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