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あしおとだより

2020年度 Vol.4

2020-04-17
こんにちは。
日本には、1年を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた【二十四節気】という季節の呼び方があります。『春分』などはよく耳にしますね。 2020年の4月19日からは『穀雨(こくう)』という季節になります。これは、春の柔らかな雨に農作物がうるおうという意味です。この時期に農作物の種をまくと、雨に恵まれ、よく成長するといわれています。 塾でも、種をまいたり、花や実を付けた野菜が出てきたりと、作物たちもにぎやかになってきました!このあしおとだよりで、ちょっとだけその様子をお伝えしたいと思います。みなさんも今の季節を楽しんでくださいね

<畑や塾周辺の様子>
これはお茶の葉です。深い緑の上に、柔らかそうな新芽が出てきました! お茶摘みは、例年5月のはじめ頃に行っていましたが、今年は早くなりそうです。
ゴボウの芽がひょっこりと顔を出しました。今は小さな小さな芽ですが、ここからあの長~いゴボウになるなんて、びっくりですね!
ツバメがやってきました。先週まで、3匹のツバメが激しくケンカをして、「ピーピー」と騒がしくしていたのですが、最近はせっせと巣作りに励んでいるようです。立派なマイホームになりそうだ~。
コムギは実を付けて、すくっと背筋よく立っていました。今は緑色ですが段々と色が変化してきますよ。今後は、コムギの色の変化に注目です!
ニンジンは、一気に葉を伸ばしてきました。ニンジンは春と夏、どちらの季節にも蒔けますが、春はウグイスが鳴き始めた頃が蒔き時期となります。 動物たちの活動が、農作業の目安となることもあるのです。
ジャガイモも順調に大きくなってきています。「いいぞ~!」と葉をみているうちに、おや?何かいるぞ?と気が付きました。それは……(次の写真に続く↓)
出た!ニジュウヤホシテントウです!テントウムシの仲間ですが、草食で、ジャガイモやナス等のナス科の葉を食べてしまいます。暖かくなってきて、虫たちの動きも活発になってきたようですね。
「虫がたくさん付いているので、この作物は弱っているな…。」など、作物そのものだけではなく、まわりにいる動物や虫たちから得る情報もあります。みなさんも外に出る機会があったら、ぜひ生き物たちにも目を向けてみてくださいね。
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