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あしおとだより

2020年度 Vol.6

2020-05-01
こんにちは。
先日、塾の近くでフクロウの声を聞きました。フクロウは、1・2月から繁殖期で、ちょうど今頃子育てをしている時期です。ここ自然塾のそばにある森の中でも、いろいろな命が成長しているんだなと思いました。
さて、これからみなさんと塾の周りの自然を見つけに行きたいと思います。
塾の「農園の名前」も出てくるので、入塾式資料に入っている『農園案内図』を見ながら、このあしおとだよりを見てみて下さい。
それでは塾舎(市村自然塾)から出発!

<畑や塾周辺の様子>
塾庭にアヤメが咲いていました。後ろの白い建物が自然塾の塾舎です。
塾舎に背を向けジャイモンを目指します。右手に見えてくる林の入り口にシャガイモの花が咲いていました。
ジャイモンからは周辺の山々が見わたせます。木々の若葉が山の色を鮮やかにしています。
ジャガイモの葉にいたベニシジミ
足元を見ると小さな白いスミレ
コムギの花です。穂の間から花粉だけ生えます。見られるのは数日だけ。
土の上に小指のツメ位のルリハムシ
ジャイモンを出て次はムギワラボウシへ。道のわきには…
目立つ花や背の低い花、花びらが細い花など色々な形の花を見つけました。
いちばん急な坂を腰を曲げて登り…。その先がムギワラボウシです。
第3ステージのHPを覚えているかな?キャベツの苗と写真の手の大きさを比べてみてね。どの位成長してるかな?
これは左のキャベツのより一週間早く植え付けしたキャベツ。葉は何枚増えてる?
コイコンへ向かいます。農園へは坂の上り下りがとても多いのです。
ソラマメのさやができ始めています。
スナップエンドウもいくつも実をつけています。
イチゴも実を発見。赤くなったら動物に見つかって食べられてしまうので、そろそろ、動物が入れないように対策が必要そうです。
イチゴを見ようとしゃがんだら、イチゴのくきの上にくきと同じ太さの毛虫を発見。かくれんぼしてるみたい。
塾舎近くに戻ってきました。アヤメとは違うあわいむらさき色の花も盛んに咲いています。
お茶のやわらかそうな新芽が出そろってきています。およそ1週間で季節は夏になります。
塾舎に到着。収穫した冬越しダイコンがお出迎え。「どうしてこうなった?!」と言いたくなる根の形です。ここで、聖護院(しょうごいん)大根というカブのようなダイコンがあります。これは固い土に植えられたからこの形になったということだそうです。このダイコンたちも、そういうことがあったのかもしれませんね。
今季節はどんどん夏に近づいています。どの農園の周りでも色々な命が生まれて育ってきていましたね。それぞれの場所で生きものたちは一生懸命に生きています。この散歩で、自然の中でいろいろな発見をすることが出来ましたか?みんなは、今コロナウィルスのせいで限られた日常を送っていますが、その中で毎日小さな発見をして、それを大切にしていくことで、楽しい毎日にすることができるかもしれませんよ。
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