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あしおとだより

あしおとだより 番外編「たたき染め体験」

2021-08-21
カテゴリ:男子ステージ,女子ステージ
大雨に台風、厳しい残暑など、不安定な天候が続きますね。みなさん、体調をくずしていませんか?気持ちが落ち込むと、体も気持ちに引きずられてしまいやすいので、適度に体を動かしてみてくださいね。ラジオ体操もいいですが、家事の手伝いをするのもいい運動になりますよ。
さて、先週の「オンラインたたき染め体験」に参加してくれた塾生のみなさん、ありがとうございました。楽しんでくれて何よりです。オンラインには参加できなかったけれど、自宅でやってみたという塾生も楽しめましたか?今回のあしおとだよりでは、「オンラインたたき染め体験」の活動の様子を紹介します。
「たたき染め」とは?
藍染(あいぞめ)の一種です。生のアイの葉を木槌(きづち)などでたたき、布に葉の汁をしみこませて模様をつけます。とっても簡単なので、小さなお子様でも楽しく藍染を体験できます。
図案を考えて、布の上に葉を並べます。ハサミで切って形を整えたり、何枚も葉を重ねて模様を作ってもOKです。
葉の上にビニールをかぶせ、木槌などで葉を均一にたたき、葉の汁を布にしみこませます。作業はこれだけです。
様子を見ながらまずは葉を1枚たたいてみました。葉の形がドット調に表現さていますね!たたき方によって模様が変わるみたい。
葉の葉脈を上手くいかしていますね。葉によって色がうすくでたり、こくでたりします。違いは何でしょうか?
たたき方が優しいと葉の汁が出にくいみたい。布の裏側まで汁がしみこんでいると、仕上がりの色もこく出るよ。
作業中はみんなもくもくと手を動かしていました。「肩が痛い」「疲れてきた」を言いつつも、休憩時間中もずっと作業してましたね。すごい集中力です!
兄弟で参加してくれた塾生がちらほら。となりで作業していたけど、全く違う作品が完成しました。
布全体を大きく使った作品がですね。洗ってかわかしたらどんな色に変わるのか、楽しみです。
アイの葉がほとんど枯れてしまったそうですが、何とか生きている葉を見つけてたたき染めにチャレンジ。イメージ通りにできたかな?
「秋」をイメージした作品とのこと。トンボや落ち葉の柄が素敵です。これからの季節にぴったり!
1時間半、もくもくと作業をしました。妹の面倒を見ながらやってましたね。さすが、お姉ちゃん。
色々な形の魚柄に!水族館みたいでしたね。特に、魚の口の形を特徴的に表現するのにこだわったとか。
最後はみんなで記念撮影。思い思いの作品ができました。「楽しかった!」の声が聞けて何よりです。
コウモリの表現にこだわったとのこと。躍動感(やくどうかん)があっていいですね!
完成した作品の紹介
たたく作業が終わった後、各ご家庭で、布を洗い、かわかす作業を行ってもらいました。洗ってかわかすと、緑色から青っぽい色に変わります。「色がうすくなった。」と言っていた塾生もいましたが、想像と違う仕上がりだったかな?作っている時と完成した時で印象が違うのも藍染の面白いところです。
みんな思い思いの作品に仕上がりましたね。全く同じ柄が1つもありません。みんな違ってみんないいですね。
編集後記
オンラインで何かをつくるプログラムは初めての試みでしたが、塾生から「塾であんまり自分で何か作ることをやってこなかったので楽しかった。」「葉によって色が違うのが面白い。」「思ったようにいかなかったから、今度はうまくやりたい。」など、うれしい感想が聞けて良かったです。また何か企画したいと思いますので、その際は是非ご参加ください。
                                               M.T
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